# コロンビア・メタ県で元市長と選挙陣営スタッフが射殺される
発生日:2026-05-16
地元当局によると、大統領候補アベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ氏と連携する元市長と、その側近の1人がコロンビア中部で射殺された。
AP通信によると、ロジャース・デビア氏とエデル・カルドナ氏は、デビア氏が2020年から2023年まで首長を務めたクバラル市の農村部で殺害された。この殺害事件は、武装組織が勢力を争う地域で起きた最新の政治的暴力事件とされた。
メタ県のオンブズマン事務所は、この2人の死亡が、5月31日のコロンビア大統領選挙を前に政治的権利と民主的参加を脅かしかねないと述べた。この警告は、この襲撃が被害者2人だけの問題にとどまらず、選挙運動が行われている環境そのものを示すものだ。
デ・ラ・エスプリエジャ氏の国民救済運動は、いずれの候補も50%を超えなければ6月の決選投票にもつれ込む可能性がある選挙戦で争う複数の勢力の一つだ。そうした状況では、選挙陣営に近い人物を狙った暴力は、現場周辺をはるかに超えて萎縮効果を及ぼしかねない。
AP通信の報道によると、この地域では、米政府がテロ組織に指定した2つの組織と、FARCから分離した第3の組織が勢力を争っている。こうした背景は、農村部での襲撃を防ぐことがなぜこれほど難しいのか、また地元当局がなぜこれほど迅速に対応したのかを理解する一助となる。
コロンビアのアルマンド・ベネデッティ内相は、捜査当局はデビア氏が襲撃された理由をまだ把握していないと述べた。また、同じ市で警察が最近、別の候補者のスタッフに対する襲撃を阻止したとも語った。これは、選挙運動を取り巻く脅威が今回の殺害以前からすでに存在していたことを示唆している。
情報源の抜粋は、実行犯を特定しておらず、実行犯がいずれかの組織に所属していたかどうかや、動機についても示していない。また、選挙陣営自体に追加の警備が提供されていたかどうかも記されていない。こうした限界は重要であり、ここでもそれを踏まえている。
それでも、この事件は深刻な警告の兆候だ。コロンビアの政治的暴力は、武装組織、犯罪ネットワーク、地域紛争が重なり合う農村部に集中することが多かった。元市長で選挙陣営の協力者でもある人物への襲撃はそのパターンに合致し、勢力争いのある地域で選挙を安全に実施できるのかという疑問を投げかける。
有権者にとって、この殺害事件は、コロンビアの一部地域では選挙運動が今なお脅威の下で行われていることを改めて示すものだ。当局にとって当面の任務は、これが単発の襲撃だったのか、標的を定めた政治的殺害だったのか、それともより広範な威嚇活動の一環だったのかを突き止めることだ。



