アンソニー・アルバニージー首相は出来事の当日、オーストラリアが9月の国連総会でパレスチナを国家承認すると述べた。これは同国の中東政策における重大な転換となる。

発表はキャンベラでの閣議後に行われ、国家承認を検討している他国にオーストラリアも加わるべきかをめぐる数日間の公の議論に続くものだった。ガーディアンが報じた発言で、アルバニージー氏はこの動きを、単独で行う象徴的な意思表示ではなく、二国家解決に向けた機運への実際的な貢献だと位置付けた。

ペニー・ウォン外相は、政府が4月以降、ガザでの戦争への対応方針の変更についてオーストラリア国民と対話してきたと述べ、9月が国家承認の適切な時期だと語った。ウォン氏は、この動きは単に外交上の見解を表明するためではなく、和平を後押しすることを意図したものだと主張した。アルバニージー氏もこの位置付けに同調し、国家承認はパレスチナの人々とイスラエルの人々の双方に対するオーストラリアの関与を強化すると述べた。

政府の表現は、ハマスが拘束する人質の解放を引き続き求めることと、イスラエルの安全保障への支持を強調していた。この位置付けが重要なのは、今回の発表がイスラエルとの決別としてではなく、より広範な和平戦略の中にパレスチナ国家樹立を位置付ける試みとして練られたことを示しているからだ。

政治的な反応は即座に表れた。レイバー・フレンズ・オブ・パレスチナはこの決定を歴史的だと称賛し、制裁と武器禁輸によってさらに踏み込むよう政府に促した。これに対し、オーストラリア・ユダヤ人執行評議会は、この動きが数十年にわたる超党派の合意から逸脱するものだと述べ、ハマスを武装したまま領土の支配下に置くことになると警告した。こうした反応は、焦点を外交、圧力、抑止のいずれに置くかによって、国家承認が大きく異なる形で解釈され得ることを示している。

国家承認の具体的な形は、依然として9月の国連での局面にかかっている。政府は第80回国連総会で手続きを進めると述べており、これは正式な承認行為が、即時の一方的宣言ではなく、特定の多国間の場と結び付いていることを示している。

報道はまた、ウォン氏が一夜のうちにマルコ・ルビオ米国務長官と話したことにも触れており、このような国家レベルの発表でさえ、より広範な外交ネットワークの一部であることを改めて示している。オーストラリアはこの動きを意表を突く策略として提示しなかった。むしろ閣僚らは、より広範な国際的取り組みの一環だと位置付けた。

出来事の日の宣言は、現地の状況や外交上の力関係を実際に変えるかどうかによって評価される可能性が高い。しかし9月を迎える前から、それはすでに、説明するのは容易だが元に戻すのは難しい形でオーストラリアの立場を変えている。

パレスチナの国家承認は、民主国家の外交政策において長年、論争の的となってきた問題だ。出来事の当日、キャンベラは従来よりも明確に立場を選んだ。