発生日:2025年6月20日。 ニジェールの軍事政権は、フランス企業オラノとの対立をさらに激化させる新たな措置として、同国で最も重要なウラン採掘事業の一つであるソマイルの支配株を国有化すると表明した。この措置は国営テレビで発表され、軍事政権は、ニジェールに敵対的だとする企業による無責任、違法かつ不誠実な行為への対応だとして正当化した。
紛争の中心にある企業は小規模ではない。オラノは株式の90%をフランス政府が所有し、ソマイルの株式63%を保有している。残りはニジェールの国営企業ソパミンが所有する。この所有構造が重要なのは、国有化の対象が地元の小規模な採掘権ではなく、外国政府の支援を受ける主要な戦略的資産であることを示すためだ。ウランは長年にわたりニジェールに国際的な重要性を与えてきており、今回の決定によって、その役割が再び政治的な注目を集めている。
より大きな背景にあるのは、ニジェールで2023年に起きたクーデター以降の関係悪化だ。情報源によると、軍による政権掌握はパリとの関係を損ない、フランスはサヘル地域の同国から軍を撤収した。また、かつてフランスの植民地だった同国で反仏感情が急激に高まる中、クーデター後の2024年にはオラノが主要鉱山3カ所の操業から締め出されたという。したがって、国有化の発表は単発の決定というよりも、フランスとの長期的な決別に向けた次の一歩に見える。
軍事政権はこの措置を主権の行使として位置づけた。この表現が重要なのは、戦略的資源に対する支配を取り戻し、旧宗主国への依存を減らそうとする各国政府がクーデター後に講じたほかの措置と、今回の紛争を同じ範疇に置くためだ。ニジェールの場合、ウランは収入、外交政策、国家的誇りが交わる位置にあるため、とりわけ敏感な問題だ。
情報源にはオラノの即時の反応も、今後取られる法的手続きも含まれていない。しかし、軍事政権の姿勢が硬化していることは明らかにされている。支配株を国有化することで、政府は現在の所有形態をもはや正当なものとして認めないと示している。これは、長年にわたり外国資本と技術的専門知識に依存してきた部門にとって大幅な対立激化である。
実務上の影響は注意深く見守られることになる。主要鉱山の国有化に向けたいかなる動きも、操業、輸出、補償、国際仲裁をめぐる問題を提起する。提供された報告では、これらの詳細はいずれも確定していないが、政治的な方向性に疑いの余地はない。ニジェールは対立から直接統制へと進んでいる。
パリにとって、この展開は、クーデター後のサヘル地域が単に協力的でなくなっただけではないことを改めて思い知らせるものだ。同地域は、自らの資源へのアクセスをめぐる規則を改める構えをますます強めている。ニジェールにとっては、ソマイルに対する主権を、安定した生産と収入につなげられるかが試される。



