ロシアのミサイル攻撃、スーミ州で訓練中のウクライナ国家親衛隊員6人死亡
発生日:2025年5月21日
ウクライナ国家親衛隊によると、2025年5月21日、スーミ州でウクライナ国家親衛隊の訓練を狙ったロシアのミサイル攻撃があり、軍人6人が死亡、10人を超える人が負傷した。攻撃は部隊が訓練を行っていた射撃場を直撃し、ロシアによる度重なる砲爆撃にさらされる地域で、ウクライナが軍事訓練をどのように実施しているかに対する厳しい視線が強まった。
ウクライナは水曜日の早い時間に攻撃を確認し、部隊の指揮官を停職処分とし、公式調査を開始したと発表した。国家親衛隊はまた、人員が1カ所に集まった際の空爆リスクを軽減するため、行動手順をあらかじめ策定し、命令を出していたと説明した。そのため、この死傷者数を受け、そうした手順が有効に守られていたのかという疑問が直ちに浮上した。
ロシア国防省はこれに先立ち、イスカンデル・ミサイルによる現場への攻撃を映したとする映像を公開し、国営通信タスは最大70人が死亡したと主張した。BBCの報道は、ロシア側が主張する、より多い死傷者数は検証されていないと明記した。提供資料で確認された数字は、ウクライナ側が発表した死者6人、負傷者10人超だった。
BBC Verifyは、調査によって訓練場がスーミ州の最北部、ロシア国境からある程度南に離れた場所にあると特定した。この地理的位置は重要だ。スーミ州は戦争中、度重なる攻撃に耐えており、ロシアのクルスク州に近いことから圧力を受け続けている。ウクライナはこれまで、国境を越えた作戦はスーミ州を守る緩衝地帯の創設に役立てるためだと主張してきたが、それでも同州は継続的な攻撃を受けている。
この攻撃は、ウクライナ軍指導部にとって政治的に微妙な時期にも起きた。BBCによると、一部の批判者はこの地域での軍事的損失の規模に不満を表明しており、その一方でロシアは国境沿いに、いわゆる安全保障地帯を設けようとし続けていた。こうした状況において、訓練のために集まっていた部隊への致命的な攻撃は、戦術的な打撃であると同時に、指揮上の問題となる可能性もあった。
提供資料はまた、ウクライナ軍がクルスク州から押し出されて以降初めて、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が前日に同州を訪問したとクレムリンが発表したことにも言及した。この背景は、国境地域が双方にとって引き続き重要であることを浮き彫りにしたが、スーミ州での事件そのものの核心的な事実を変えるものではない。
確実に立証されているのは、ロシアの攻撃がウクライナの訓練を直撃し、隊員6人が死亡、10人を超える人が負傷し、ウクライナ側で調査が始まったということだ。この事件は、前線での戦闘ではなく後方地域での訓練であっても、ロシアの監視とミサイル攻撃の射程内で部隊を集合させることには、危険が絶えず伴うことを露呈した。



