ロンドンが圧力を強化
ガザの人道危機が深刻化し、イスラエル政府への国際的圧力が強まる中、英国はイスラエルとの新たな自由貿易協定の交渉を停止した。デービッド・ラミー外相は議会で、戦争は「暗い新局面」に入ったと述べ、支援物資が遮断されたままで民間人の苦しみが増している中、英国は従来通りの関係を続けることはできないと語った。
BBCのライブ報道が伝えたこの日、国連は、トラックがガザ地区へ向けて移動し始めた後も、ガザ域内では人道支援物資がまだ一切配布されていないと述べた。イスラエル軍の一部門は、11週間の封鎖後に支援物資を積んだトラック93台がガザへ入ったと発表したが、国連のステファン・ドゥジャリク報道官は、物資は倉庫にも配布拠点にも届いていないと述べた。
トラックが境界を越えたことと、支援物資が実際に届けられたこととの隔たりが、このニュースの核心となった。報道によると、トラックは駐車したまま約8時間待機しており、BBCのルシュディ・アブアルーフは、イスラエル側のトラックが通常貨物を降ろす指定区域への進入を許可されていなかったと述べた。移動が形式上再開されたにもかかわらず、現地の人道支援体制は停止したままだった。
ラミー氏が貿易交渉を停止したことは、英国の政策における重大な転換を示した。BBCによると、欧州連合も同日、イスラエルとの自由貿易協定の見直しを命じた。これらの動きを総合すると、人道上の緊急事態の規模と停戦への明確な道筋がないことに対し、西側諸国の間で不満が高まっていることが分かる。
BBCの報道はまた、国連の人道問題担当トップ、トム・フレッチャー氏が、さらなる支援物資がガザ地区に届かなければ、48時間以内に赤ちゃん1万4,000人が死亡する可能性があると警告したと伝えた。この警告は異例なものだが、報道では、より多くの物資を直ちに通過させるようイスラエルに求める広範な圧力の一部として紹介された。
ワシントンでの政治的議論も同様の方向に動いていた。BBCによると、マルコ・ルビオ国務長官は、政権が封鎖を解除するようイスラエルに圧力をかけてきたと述べ、現在搬入が認められているわずかな食料では不十分だと認めた。報道によると、ホワイトハウスの論調は、責任をハマスだけに負わせるものから、イスラエルに一層の圧力をかけるものへと変化していた。
ラミー氏の声明は、支援と外交の欠如が互いを悪化させる段階に紛争が入りつつあるという、より広範な懸念も反映している。BBCは英国とEUの当局者の発言として、人命救助を最優先しなければならず、追加の経済措置も依然として選択肢にあると伝えた。
報道は外交上の声明だけでなく、個々の家族を通しても危機を伝えた。BBCの記者らは、栄養失調の子どもを持つガザの母親たちに話を聞いた。その中には、赤ちゃんが退院するところだが、通常の粉ミルクを消化できないという母親もいた。彼女の不安は単純だった。新たな供給分がなくなれば、子どもの体重は再び減ってしまうということだ。
この日の動きは、ガザ戦争が今や地域をはるかに越え、通商外交に影響を及ぼしていることを示している。英国はイスラエルと決別したわけではないが、交渉の停止は、支援物資の制限と民間人の苦しみの規模が、同盟国との関係を試す問題になりつつあるという明確な警告だ。



