2025年4月16日

ペルーのナディン・エレディア元大統領夫人と末息子が、隣国ブラジルから亡命を認められ、同国に到着した。これにより、汚職をめぐる有罪判決は国境を越えた外交問題へと発展した。ブラジル外務省によると、両国が締結している外交的庇護に関する条約に基づき、飛行機はブラジリアに着陸した。

この動きに先立ち、リマでは劇的な展開が続いた。ペルーの裁判所は火曜日、ブラジルの建設大手オデブレヒトに関連する資金を、夫の2006年と2011年の選挙運動の資金とするため洗浄したとして、エレディア氏と夫のオジャンタ・ウマラ元大統領に禁錮15年を言い渡した。ウマラ氏は判決直後に拘束された一方、エレディア氏は14歳の息子サミン・ウマラとともにブラジル大使館に避難した。

エレディア氏の弁護士によると、同氏はブラジル政府が用意した公用機で水曜早朝に出発した。ペルー当局はその後、安全通行を認めた。この取り決めが重要なのは、この事件が単なる私的な逃亡ではなく、条約の枠組みに基づく正式な国家行為だったことを示しているためだ。亡命手続きにより、焦点は法廷での判決から、ブラジリアでの移住・外交上の手続きへと移った。

判決自体も広範囲に及ぶものだった。APによると、裁判官らは、ウマラ氏とエレディア氏がオデブレヒトおよび当時のベネズエラ大統領ウゴ・チャベス政権から、約300万ドルの違法献金を受け取ったと認定した。エレディア氏の兄イラン・エレディアも、同じ事件で禁錮12年を言い渡された。裁判は2022年に始まり、元大統領夫妻とともにほかの8人にも有罪判決が下された。

この判決は、ペルーにおけるはるかに広範なオデブレヒト事件の影響の一部だ。APは、2001年以降に同国を統治した大統領の大半が、この不祥事に関連する法的問題に直面してきたと指摘した。アレハンドロ・トレド氏は収監され、ペドロ・パブロ・クチンスキ氏は自宅軟禁下にあり、アラン・ガルシア氏は収賄に関連して当局が逮捕に動いた2019年に自殺した。この広範な傾向は、エレディア、ウマラ両氏の事件が大きな政治的重要性を持つ理由を説明する。これは孤立した訴訟ではなく、地域全体で長く続く汚職責任追及の一部だからだ。

ブラジル当局者によると、エレディア氏と息子は今後、移住上の地位を確定するための通常の手続きを進める。情報源の資料には、その手続きにどの程度の期間を要する可能性があるのか、またペルーが亡命に関する取り決めに異議を申し立てるのかは記されていない。明確なのは、裁判所の判決が効力を生じる中、ブラジルがエレディア氏を受け入れるため迅速に行動したことだ。

直接的な結果として、ペルーで最も著名な政治家一族の一つが、刑務所と亡命先に分かれることになった。より広い意味では、これらの事件の発端となった当初の契約や選挙献金から何年も経過した今も、オデブレヒト時代が南米全体の政治を再編し続けている。