# 反政府活動が激化するバロチスタン州で路肩爆弾、警察官3人死亡
発生日:2025-04-15
DWと州当局によると、パキスタン南西部バロチスタン州で、警察職員を乗せたバスが路肩爆弾の攻撃を受け、バロチスタン警察の警察官少なくとも3人が死亡、ほか16人が負傷した。
爆発は、州都クエッタから南へ約40キロ離れたマストゥング地区で、バスがカラートから移動していた際に起きた。州報道官シャヒド・リンドによると、車両の近くで爆発物が爆発し、警察官3人が死亡、さらに16人が負傷した。負傷者のうち2人は重体で、最も重傷の人々は治療のためクエッタへ搬送中だと付け加えた。
犯行声明を直ちに出した組織はなかった。DWは、バロチスタン解放軍が治安部隊への攻撃を実行している地域で最も活発な武装組織だと報じたが、報道時点で今回の事件に関する犯行声明は出ていないとした。分離主義者や武装勢力による暴力が警察、兵士、インフラを繰り返し標的としてきたバロチスタン州では、この不確実性が重要な意味を持つ。
パキスタンのシェバズ・シャリフ首相は攻撃を非難し、自身がテロとの戦いと呼ぶ取り組みを継続すると約束した。バロチスタン州当局は捜査報告書の提出を求めた。これは、治安要員の通常の移動でさえ同州では標的になり得ることを改めて示すものだ。
アフガニスタンとイランに接するバロチスタン州では、数十年にわたって分離独立を求める反政府活動が続いている。武装勢力は国家の治安部隊だけでなく外国人も攻撃しており、ここ数週間で治安情勢はさらに悪化している。DWは、複数のバロチ分離主義組織が3月2日に共通の武装戦線を結成すると発表し、3月11日の旅客列車ジャファル・エクスプレス乗っ取り事件後に暴力が急激に激化したと指摘した。
BLAが犯行声明を出したこの列車乗っ取り事件は、48時間にわたる作戦で反政府武装勢力33人が殺害され、終結した。同じ報道によると、兵士、鉄道職員、民間人を含むほかの26人も死亡した。今回のマストゥングでの爆弾攻撃により、地方当局が戦術的脅威と政治的余波の双方を抑え込もうとしている一連の事件に、さらに一つの死者を伴う出来事が加わった。
今回の爆発は、3月27日にクエッタで警察車両が襲撃された別の事件にも続くもので、警察部隊が引き続き狙い撃ちにされていることを浮き彫りにしている。住民と当局者の双方にとって、この傾向は活発な反政府活動だけでなく、州内で自国の部隊を移動させ、保護し、補給する国家の能力に対する課題が拡大していることも示唆している。



