グリーンランドの新首相、米国による支配の議論を拒否

グリーンランドの新首相は、北極圏の同地域を取得するというドナルド・トランプ氏の再度の発言に強く反発している。

2025年3月31日、グリーンランドの新指導部は、同島に対する米国の支配を巡るドナルド・トランプ氏の再度の発言に直接反論した。イェンス=フレデリック・ニールセン氏は、グリーンランドが米国領になることはなく、その将来は住民自身が決めると明言した。フェイスブックに投稿されたこの声明は、突如としてより大きな地政学的論争の中心となった自治領による、主権の断固たる主張だった。

ニールセン氏の反応は、トランプ氏がNBCニュースに行った直近の発言を受けたものだった。米大統領はその中で、グリーンランド取得という文脈での武力行使を、またしても排除しなかった。トランプ氏は、軍事力は第一の選択肢ではないとしつつも、いかなる手段も選択肢から外さないと付け加えた。この発言により、ワシントン、ヌーク、コペンハーゲン間ですでに緊張していた対立が一段と先鋭化した。とりわけ、グリーンランドは米国の領有地ではなく、同じくNATO加盟国であるデンマーク王国の自治領だからだ。

同島の指導者たちは繰り返し反発してきた。ニールセン氏のメッセージは、コペンハーゲンの米国大使館前でのデモを含め、住民の怒りが目に見える形で表れる中で発せられた。デンマーク当局者も、グリーンランドを米国の支配下に置くべきだという考えに抵抗している。こうした反応は、トランプ氏の発言が気軽な交渉材料としてではなく、同島の政治的地位に対する攻撃として受け止められていることを示している。

トランプ氏が挙げる理由は、国家安全保障と国際安全保障だ。同氏は、この北極圏の島が戦略的に重要だと主張している。しかしAP通信の報道が示すように、問題は戦略面だけでなく、憲法上かつ政治上のものでもある。グリーンランドの人々は、自分たちを購入、併合、強圧的な交渉の対象ではなく、自らの将来を決定する権利を持つ一つの民族だと考えている。ニールセン氏の言葉は、その点を明確にした。

タイミングも重要だ。ニールセン氏は選出されたばかりであり、この声明は政策上の立場であると同時に、その権威に対する最初の試金石でもある。同氏は、米国の圧力を受けても自身の政権が立場を軟化させないと示している。それはデンマークにとっても重要だ。グリーンランドを巡るいかなる動きにも、ヌークだけでなくコペンハーゲンが関与することになるからだ。

現時点で意見の相違は主に言葉の上のものだが、その表現はエスカレートしている。トランプ氏が武力行使を排除しなかったことで、長年の戦略的関心事は、現実の外交的影響を伴う主権紛争へと変わった。ニールセン氏の答えも同じように明快だった。グリーンランドは売り物ではなく、奪い取るものでもない。2025年3月31日、そのメッセージは見過ごしようのないものとなった。