発生日:2025年3月26日
スーダン軍トップのアブデルファタハ・ブルハン氏は、軍が市内の空港を奪還し首都の支配を強めたことを受け、ハルツームは解放されたと宣言した。これは、同国で2年間続く戦争における最も重要な形勢変化の一つとなった。
ブルハン氏が率いる暫定主権評議会によると、同氏は水曜日、飛行機でハルツームに到着した。これに先立ち、軍は即応支援部隊(RSF)から空港を奪還したと発表していた。国営テレビは、ブルハン氏が奪還した大統領宮殿を視察しながら「ハルツームは自由だ」と宣言する様子を放映した。
軍はまた、首都南方のティバ・アルハサナブ基地を制圧したと発表し、そこをスーダン中部におけるRSF最後の基地であり、ハルツーム州における最後の拠点だと説明した。軍関係筋によると、空港は包囲されつつあり、RSF部隊は市南部を通って、ナイル川に架かる橋へ向けて撤退していた。
この動きが重要なのは、空港と宮殿が戦略上の拠点であるだけでなく、国家権力の象徴でもあるからだ。両施設の奪還により、国土を対立する支配地域に分断してきた紛争を経て、軍はハルツーム中心部に対する支配権をより強く主張できるようになる。
RSFは軍の最新の主張に直ちにはコメントしなかった。人々がダムを渡る軍のドローン映像を報じたロイターは、その映像がRSF部隊の撤退を映したものか独自に確認できなかったとしている。戦場での発表が検証に先行することが多い戦争において、この不確実性は重要だ。
それでも、軍の前進は大幅なものだ。軍はすでに首都の複数地区とその他の領土を奪還している一方、RSFはスーダン西部の支配を固めている。軍が国土中央部での基盤再確立を進める中、両陣営の境界線は固定化しつつあるように見える。
紛争は2023年4月、ブルハン氏の軍と、ヘメティの名で知られるモハメド・ハムダン・ダガロ司令官率いるRSFとの脆弱な協力関係が崩壊したことで始まった。両氏は、スーダンの民政移管を頓挫させた2021年のクーデターで共同して権力を掌握したが、RSFを正規軍に統合する方法と時期、そして移行を誰が管理するかをめぐって決裂した。
この戦争は世界で最も深刻な人道災害の一つとなった。国連によると、複数地域で飢饉が発生し、数百万人が避難する中で感染症が広がるなど、世界最大の人道危機を引き起こしている。フランス24は、戦闘によって1,250万人が住居を追われたと伝えた。
ブルハン氏にとって、ハルツームでの軍事的前進は、戦術上の意味と同じくらい政治的な意味を持つ。首都を奪還することで、スーダンの広い地域が依然として係争中、またはRSFの支配下にある中でも、軍は自らを国家の守護者として示しやすくなる。
次に何が起きるかは、より不透明だ。軍は象徴的な中心地を勝ち取った可能性があるが、戦争は終結にはほど遠く、同国はなお、軍が支配する東部・北部と、RSFが保持する西部・南西部との長期的な分断に直面する可能性がある。



