パキスタン軍によると、同国の治安部隊は2025年3月23日、カイバル・パクトゥンクワ州の国境の町グラム・ハン付近からアフガニスタン側より入国しようとした武装勢力16人を殺害した。作戦は、国境を越える武装勢力の移動と長年結び付けられてきた北西部の辺境地域で実施された。

軍は、男らがパキスタン政府によるパキスタン・タリバン戦闘員の呼称である「ハワリジュ」だったと述べた。さらに、アフガニスタン政府が武装勢力によるアフガニスタン領内の利用を阻止していないと非難し、カブールはパキスタンへの攻撃に領土を使わせるべきではないと主張した。アフガニスタンはこうした非難を否定している。

AP通信の報道は、今回の襲撃を、アフガニスタンのタリバンとは別組織だが同盟関係にあるパキスタン・タリバン運動(TTP)による攻撃急増という文脈に位置付けた。TTPは、2021年にタリバンがカブールで政権に復帰して以来、勢いを増している。報道によると、TTPの多数の指導者と戦闘員がアフガニスタンに避難場所を得ている。

声明は、パキスタンが国境地域で繰り返される武装勢力の暴力への対応に苦慮するなかで発表された。軍はアフガニスタン側が義務を果たすべきだと述べ、この表現は、国境管理が両国間で依然として最も緊迫化しやすい問題の一つであることを示した。

提供された報告は、衝突でパキスタン側に死傷者が出たかどうかを明らかにしていない。また、死亡した武装勢力についても、軍が用いた呼称以上の身元情報は示していない。軍の説明で確認された結果は一方的なものだった。武装勢力16人が死亡し、カブールに対して新たな警告が発せられた。

戦闘員よりも非難の言葉の方が速く国境を越えることが常態化しているこの地域で、今回の声明も見慣れたパターンに当てはまった。パキスタンは武装勢力がアフガニスタンから侵入していると主張し、アフガニスタンは支援を否定する。そして、襲撃と反論の応酬が続く。

軍の声明は、カブールとの長年にわたる論争も反映していた。パキスタンは、アフガニスタンのタリバン政権が国境の同国側で武装勢力に潜伏場所を与えていると主張する一方、カブールはその非難を否定している。軍は死者をハワリジュと呼ぶことで、今回の衝突を単発の国境事件ではなく、パキスタン・タリバン戦闘員に対するより広範な作戦と結び付けた。

AP通信の報道によると、TTPは2021年にタリバンが政権に復帰して以来勢いを増しており、その指導者と戦闘員の多くがアフガニスタンに避難場所を得ている。こうした背景を踏まえると、今回の殺害人数は、はるかに大きな安全保障上の対立の一部となる。軍は自軍側の死傷者を報告していないが、アフガニスタンへのメッセージは明白だった。武装勢力が国境を越えた後、パキスタンが求めているのは声明以上の対応だ。

国境での戦闘は、より広範な不信の構図の中にも位置している。パキスタンはカブールに対し、北西部から侵入する武装勢力を阻止するよう求める一方、アフガニスタンはパキスタン国内の攻撃に責任はないと主張している。2021年以降、タリバン政権が再び権力を握り、TTPがなお活動を続けるなか、軍の声明は長年繰り返されてきたサイクルに当てはまった。襲撃、死者数の発表、そして国境の向こう側への新たな警告だ。

パキスタンは、武装勢力が完全に入国する前に阻止されたのか、それとも交戦がすべて国境のパキスタン側で起きたのかを明らかにしていない。この点は重要だ。この地域の国境事件は、銃撃が止むや否や、より大きな外交上の論争の一部となることが多いからだ。