# 「イスラム国」系武装勢力、コンゴ東部の村を襲撃し9人殺害

発生日:2025-03-09

「イスラム国」(IS)系の武装勢力がコンゴ東部を襲撃し、少なくとも村民9人を殺害した。数十人が避難を余儀なくされ、複数の家屋が焼かれたと、資料に引用された地元当局者と住民が明らかにした。

襲撃は土曜日、北キブ州ルベロ地域のンゴヒ・ブインガ村で発生した。地元の市民社会指導者サミュエル・カゲニ氏によると、民主同盟軍(ADF)の反政府勢力が、農場にいた村民を銃やなたで襲った。行方不明者がいるため、死者数はさらに増える可能性があるという。

資料に収録されたAP通信の報道によると、ADFは同地域の「イスラム国」系組織で、今回の襲撃は、コンゴ東部を世界最悪級の人道危機に陥れている数多くの攻撃の一つだ。同地域では、領土や鉱物資源を奪い合う100以上の武装勢力による暴力が数十年にわたり続いている。その中には、東部の別の地域で主要2都市を制圧した、ルワンダの支援を受ける反政府勢力も含まれる。

今回の殺害事件は、この地域で国家の治安維持能力が限られていることに、あらためて注目を集めた。近隣のブインガ村の青年指導者セザール・カンバレ氏は、民間人が今も殺され続けていると述べ、政府が十分な対策を取っていないと非難した。こうした発言は、農場や村への襲撃が日常化し、人々が家を追われている地域社会に広がる不満を反映している。

資料によると、この襲撃で数十人が避難を余儀なくされ、複数の家屋が焼失した。この点は、被害が確認された9人の死者にとどまらないことを示すため重要だ。北キブ州の農村部の家族にとって、武装襲撃は、銃撃が終わった後も作物や住居、仕事に戻る能力を失うことを意味し得る。

コンゴ東部の紛争は数字で語られることが多いが、資料の報道は、恐怖と移動が日常となった現実も示している。より広い地域では数百万人が避難を余儀なくされており、世界最大の人道危機となっている。ンゴヒ・ブインガでの襲撃もそのパターンに当てはまる。民間人が畑で働いているところを武装した男たちが急襲し、家族が逃げることを余儀なくされた。

AP通信の資料は、ADFとの関係以外には襲撃者を名指ししておらず、コンゴ軍の対応や死傷者報告も含んでいない。そこに記されているのは、暴力と、それが村にもたらした直後の影響についての地元からの証言だ。行方不明者の安否がなお分からないため、当局者と住民は犠牲者数が増える可能性があると述べた。

こうした不確実性は、遠隔地の紛争地帯では珍しくない。全容を当局が確認できるようになる前に、地元指導者や生存者が最初の人数を集計することが多い。それでも報道は、1回の襲撃で少なくとも村民9人が死亡し、家屋が焼かれ、数十人が住居から追われたことを明確に伝えている。

資料に記載された発生日は2025年3月9日だが、そこで描かれている紛争ははるか以前から続いている。今回新たに起きたのは、特定の農村が犠牲を被ったこと、そして、長年にわたる軍事作戦と国際社会の懸念にもかかわらず、ADFが北キブ州で依然として民間人を標的に攻撃できるという現実があらためて示されたことだ。

現時点で資料が裏付けるのは、厳しい実態だ。武装した反政府勢力が農村に侵入し、農民や村民を殺害し、家々を焼き払い、コンゴ東部の危機にまた一つ悲惨な章を加えた。