出来事の日付:2025-02-19。

ドナルド・トランプ大統領は2025年2月19日、ウォロディミル・ゼレンスキー氏との対立を激化させ、ウクライナの指導者を独裁者と呼び、ひどい仕事をしていると非難した。この発言により、サウジアラビアで行われた米ロ協議からキーウが除外され、またゼレンスキー氏が、トランプ氏はモスクワによって形作られた偽情報の空間に生きていると述べた後、すでに表面化していた公然の亀裂が一段と深まった。

トランプ氏の攻撃は個人的なものにとどまらず、広範囲に及んだ。フロリダ州で演説した同氏は、ゼレンスキー氏が選挙の実施を拒んでいると述べ、世論調査での支持が弱いと主張し、ウクライナは戦争を避けるために取引を成立させるべきだったという自身の主張を繰り返した。また、鉱物資源協定をめぐってゼレンスキー氏を批判し、ウクライナ政府が合意を破ったと述べたほか、Truth Socialへの投稿でも、ウクライナの指導者は自国を失敗させたとの主張を繰り返した。

ゼレンスキー氏と複数の欧州首脳はすぐさま反論した。ウクライナ大統領は、米国がプーチン氏を長年の孤立状態から抜け出させるのを助けたと述べ、世界はプーチン氏の側につくか、平和の側につくかという選択に直面していると主張した。ドイツのオラフ・ショルツ首相ら欧州当局者は、ゼレンスキー氏の民主的正統性を否定するのは誤りで危険だと述べた。英国のキア・スターマー首相もゼレンスキー氏を支持し、英国が第二次世界大戦中にそうしたように、戦時下に選挙を停止するのは合理的だと述べた。

トランプ氏の言葉が最も誤解を招くのは、選挙の問題についてだ。ウクライナは2022年2月のロシアによる全面侵攻以来、戒厳令下にあり、これは選挙が停止されることを意味する。BBCの報道はまた、今月の世論調査でウクライナ人の57%がゼレンスキー氏を信頼しているとの結果が出たことを指摘しており、大統領の支持率がわずか4%だとするトランプ氏の主張を直接覆している。

より広範な外交的背景が、この応酬をこれほど激しいものにしている。米国とロシアの当局者は侵攻開始後初となる高官級の対面協議を終えたばかりで、トランプ氏はウクライナに対するワシントンの姿勢が変化しつつあることを示していた。プーチン氏は喜んでトランプ氏と会談すると述べる一方、EUはロシアに対する新たな制裁を発表した。こうした状況では、言葉をめぐる争いは、戦争に関する誰の見方が次の交渉段階を形作るかをめぐる争いでもある。

この対立はまた、戦争が欧州と米国双方の国内政治といかに結び付いているかを浮き彫りにした。BBCの報道によると、トランプ氏はゼレンスキー氏の支持率について事実ではない主張を繰り返したが、今月の世論調査ではウクライナ大統領に対する幅広い信頼が示された。ゼレンスキー氏は米国特使のキース・ケロッグ氏と会談する予定で、EUもロシアへの追加制裁を準備しているため、外交の動きが続くさなかにもこの論争は起きている。トランプ氏の言葉は露骨だったかもしれないが、最も重要なのは、その背後にある政策転換だ。

この論争はまた、戦争、外交、国内政治が奇妙に交差する状況を明らかにした。トランプ氏は、この戦争は米国より欧州にとって重要だと述べ、大西洋の広さを持ち出して遠く離れた問題として位置づける一方、EUはロシアの資産と海運に対する追加制裁を準備した。同時にトランプ氏は、ゼレンスキー氏の国内支持が弱いという構図を作ろうとしてきたが、BBC Verifyはウクライナ人の過半数が同氏を信頼していると報じている。こうした言説と世論調査の隔たりも、この応酬がこれほど強い衝撃を与えた理由の一つだ。