# ラブロフ外相、欧州にウクライナ和平協議での役割はないと主張 各国首脳は米国の後ろ盾求める

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ウクライナでの戦争終結を目指すいかなる和平交渉にも欧州の居場所はないと述べた。この発言は、欧州の首脳らがパリに集まり、実現し得る和平合意には何が必要かを巡る議論が激しさを増す中で出た。

資料に含まれるBBCのライブ報道は、ラブロフ氏の発言を、確固たる安全保障上の保証を求める欧州首脳らのより広範な動きと併せて伝えている。英国のキア・スターマー首相は、永続的な和平合意には米国の後ろ盾が必要だと述べ、ロシアによるウクライナへの再攻撃を効果的に抑止できるのは米国による安全保障上の保証だけだと主張した。ドイツのオラフ・ショルツ首相とポーランドのドナルド・トゥスク首相も、欧州と米国が協力しなければならないと強調した。

ラブロフ氏の立場は、自国に有利な条件で協議を形作ろうとするモスクワの長年にわたる取り組みを反映している。ライブ報道によると、ラブロフ氏はマルコ・ルビオ米国務長官とウクライナについて協議するためサウジアラビアへ向かう前に発言した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も今週サウジアラビアに滞在していたが、米ロ協議には関与していないと述べた。

その時期は重要だ。報道によると、米国が欧州防衛での役割を縮小する可能性への懸念を受け、欧州の首脳らはパリで会合を開いていた。その懸念により、軍事支出、同盟上の責務、将来的な平和維持部隊の具体的な形を巡る議論が再び活発になっている。

トゥスク氏は記者団に対し、現在の水準ではロシアの軍事力に対抗できないため、欧州は直ちに防衛力を強化しなければならないと述べた。欧州が今支出しなければ、より広範な戦争を防ぐため、後に一層多額の支出を余儀なくされる可能性があると警告した。一方、スターマー氏は、この局面を欧州の集団安全保障にとって一世代に一度の試練だと表現した。

BBCのライブブログは、現地の軍事的現実にも言及している。ロシアが2022年2月に全面侵攻を開始して以来、ウクライナでは戦闘が続いており、ロシア軍はこの1年間、侵攻開始以降のどの時期よりも速いペースで領土を拡大している。この戦況を背景に、欧州各国の首都があらゆる外交的な進展の機会を、緊急であると同時に不確実なものとして扱っている理由が理解できる。

資料に示された証拠から確認できるのは、当事者間の合意ではなく、競合する要求と、誰が交渉の席に着くべきかを巡る著しく異なる見解だけだ。ロシアは欧州の役割を制限しようとしている。欧州は、少なくとも公には、自らの安全保障を左右する決定から排除されないようにしようとしている。

参加を巡るこの対立は、戦争そのものと同じくらい解決が困難になる可能性がある。現時点でラブロフ氏のメッセージは明確だ。モスクワは欧州を協議と無関係な存在と見なしている。欧州首脳らの反応は正反対で、欧州と米国が共に行動しない限り、永続的な和平合意は不可能だというものだ。