# M23反政府勢力がブカブ中心部に進入、コンゴは地域危機拡大を警告

NeoTechNews編集部

ルワンダの支援を受けるM23反政府勢力は2025年2月16日、ブカブ中心部に進入した。これはコンゴ民主共和国東部の紛争における重大な激化であり、数日間にわたる急速な進撃ですでに動揺していた戦略上重要な州都に対する支配を拡大するものとなった。

南キブ州のジャンジャック・プルシ知事は反政府勢力が市内にいることを確認し、ロイターに対し、コンゴ軍は市街戦を避けるため撤退したと語った。コンゴ政府も反政府勢力がブカブに進入したことを認め、ルワンダ軍も同行していると述べた。ただし、市全域がM23の支配下に入ったとは述べなかった。

この展開に先立ち、前日にはブカブ手前に残された最後の主要な軍事的障壁であるカブム空港が制圧されていた。同空港は人口100万人超の同市にサービスを提供している。証拠資料によると、反政府勢力は進入する際、ほとんど抵抗を受けなかった。

ブカブへの進入は、M23の軍事行動が孤立した戦場での勝利を超え、東部各地の主要な都市・物流拠点を支配しようとする、より広範な試みへ移行していることを示す最新の兆候だ。同組織はすでに1月下旬にゴマを制圧しており、ブカブへの進撃は、現在の反乱が2022年に始まって以来、最大規模の領土拡大となる。

人道的被害はすでに目に見える形で表れている。証拠資料によると、民間人が避難するなかで世界食糧計画(WFP)の倉庫が略奪され、多くの住民がパニックに陥って市を離れた。一方、市中心部では数十人が反政府勢力に歓声を上げたとも報告されており、広範な恐怖と避難が続くなかでも、M23の進撃に対する反応が一様ではないことを物語っている。

同時に、ブカブ周辺の暴力は民間人に明白な犠牲をもたらしている。ある住民はアルジャジーラに対し、自宅内で銃撃された男性2人の遺体を運んだと語り、反政府勢力の進入に伴った混乱を浮き彫りにした。市内は前日、略奪や避難によって混沌としていたとされ、その後になって、より落ち着いた雰囲気が広がり始めた。

地域および国際社会の警戒も並行して強まっている。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、地域規模の緊張激化は何としても避けなければならないと警告し、コンゴ民主共和国の領土保全を維持するよう求めた。英国外務省の報道官は、M23とルワンダ国防軍のブカブ進入は主権侵害だと述べ、戦闘の停止とコンゴ領内からの全ルワンダ軍部隊の撤退を求めた。

ルワンダはM23への支援を否定しているが、この紛争では以前からルワンダ軍の関与をめぐる疑惑が取り沙汰されてきた。証拠資料で引用された国連専門家報告書によると、キガリは昨年、コンゴ民主共和国に約4,000人の兵士を駐留させ、反政府運動を事実上支配していた。

ブカブの陥落、あるいは陥落したとの認識だけでも、東部の戦略地図を変える。新たな主要都市が圧力下に置かれ、すでに数百万人を住居から追われさせた避難危機が深刻化し、戦闘が地域全体へさらに拡大する危険性が高まる。

現時点で政府は、市全域が反政府勢力の支配下にあるとの宣言には至っていない。しかし、反政府勢力のブカブ到着は、封じ込めを目指す外交努力をすでに上回る速さで進んできた戦争が、新たな段階に入ったことを示している。