発生日:2025年2月1日。 ドナルド・トランプ大統領が、攻撃計画を立案する上級幹部と組織のほかの構成員を狙った作戦を命じたことを受け、米軍はソマリア北東部のゴリス山地にあるイスラム国の標的を空爆した。米当局者は、空爆が武装勢力の使用する洞窟を攻撃し、複数の工作員を殺害したと述べたが、氏名や確認済みの死傷者総数は公表されなかった。

トランプ氏はソーシャルメディア上で作戦を発表し、標的となった戦闘員は米国とその同盟国への脅威だったと述べた。同氏は、洞窟は破壊され、民間人に被害はなかったと主張した。ピート・ヘグセス国防長官も、初期評価では複数のイスラム国工作員が死亡し、民間人の死傷者はいなかったことが判明したと述べた。ロイターとBBCはいずれも、これらの主張を独自に確認できなかったとしている。

ソマリア連邦当局は、作戦について事前に通知を受けていたことを確認した。ハッサン・シェイク・モハムド大統領府は、過激派の脅威に対する米国の継続的な支援を歓迎し、空爆を両国間の安全保障協力の一環と位置付けた。ソマリア大統領府の当局者も別途、作戦の効果はなお評価中だとしつつ、政府はこの行動を支持していると述べた。プントランド地域政府は、関与した国際的パートナーに謝意を表し、イスラム国の高位メンバーが死亡したと発表した。

イスラム国のソマリア支部は、ソマリアで活動する、より大規模なアルカイダ系組織アル・シャバブからメンバーが離脱した後、2015年に出現した。引用された報道によると、同支部は恐喝や、断続的かつ概して小規模な攻撃に関与してきた。北部の山岳地帯は過去にも米国のテロ対策作戦の舞台となっており、2023年の急襲作戦では、米軍によればイスラム国指導者ビラル・アル・スダニと工作員10人が死亡した。

米国では民主・共和両党の政権が、ソマリアでの定期的な空爆を承認してきた。米軍によると、前年にソマリア当局と連携して実施した米国の作戦では、イスラム国のメンバー3人が死亡した。2025年2月の作戦は、トランプ氏が大統領に復帰してから最初期の軍事作戦の一つだった。同氏は1期目の終盤に、数百人の米兵をソマリアから撤収させる決定を下していた。その後、ジョー・バイデン大統領が米軍の常時駐留を維持するため、その撤収を撤回した。

ヘグセス氏は、今回の空爆は組織の攻撃計画能力を低下させるとともに、米国人やパートナーを脅かす者を米国が追及する姿勢を示すことを目的としていたと述べた。提供された証拠は、場所、公表された標的、公式の作戦理由を裏付けている。一方で、死亡者数、上級作戦立案者がその中に含まれていたか、洞窟網の被害規模、民間人に被害がなかったとの評価については、独立して立証していない。この作戦でも、ソマリア当局に通知し、同当局が同組織に対する米国の行動を公に支持するという連携の形が踏襲された。