発生日:2025年1月22日。

フィリピン南部で待ち伏せ攻撃があり、国連の生計支援事業を護衛していた兵士2人が死亡、12人が負傷したと軍当局者が明らかにした。攻撃はバシラン州スミシップ町で発生し、陸軍のトラックに乗った部隊は、国連開発計画(UNDP)の事業の警備を担当していた。

当局者によると、兵士らは水曜日に現場付近を移動中、銃撃を受けた。UNDPの職員は同行していなかった。軍によると、攻撃をきっかけに交戦となり、武装した男2人も死亡したほか、交戦後には陸軍のトラックが焼かれた。兵士らは、武装集団とのさらに大規模な銃撃戦に発展する可能性を避けるため撤退した。

軍は、襲撃者の中に、2014年に政府と和平合意を締結したイスラム教徒の武装運動組織、モロ・イスラム解放戦線(MILF)のメンバーが含まれていたと発表した。この主張により事件はとりわけ微妙な問題となっている。和平合意はまさにこの種の暴力を減らし、元反政府勢力を武装闘争ではなく政治プロセスに参加させることを目的としていたためだ。

今回の攻撃は、和平プロセスがなお完了していない地域で起きた。2014年の合意はバンサモロ自治地域の創設につながり、5月の地域選挙で終了する予定だった移行期間中、元反政府勢力の指導者らに行政上の役割を与えた。多くの戦闘員は武器を引き渡す見返りとして生計支援パッケージやその他の奨励策を受け入れたが、約束された現金や給付が届いていないとの苦情により、武装解除のプロセスは遅れている。

フィリピン陸軍参謀総長のロイ・ガリド中将は、死亡した兵士らのために正義が実現されるよう、陸軍が州当局者や法執行機関と連携していると述べた。アルビン・ルソン准将は、モロ・イスラム解放戦線が関与者に対して措置を講じるべきだと述べ、攻撃への参加は和平合意と正常化の取り組みを損なうと警告した。軍はまた、襲撃者らを追跡すると表明した。

この事件は、正式な和平と地域での武装暴力との境界が、いかになお脆弱であるかを示している。生計の改善を目的とした事業が死者を伴う攻撃の標的となり、その警護を任された兵士らが犠牲になった。フィリピン政府にとって実務上の課題は、武装した男らを追跡することだけでなく、交渉による合意を基盤とする地域で、一つの暴力事件が不信感を広げるのを防ぐことでもある。

バシラン島での攻撃は、和平合意後も武装勢力が武器を保有する状況では、公共事業がいかに脆弱なままであるかも浮き彫りにしている。兵士らが護衛していたのは戦闘パトロールではなく、国連に関連する生計支援事業だった。つまり、暴力が襲ったのは軍事作戦ではなく、日常生活を支えるための取り組みだったということだ。そのため、地域社会にとって攻撃を受け止めることは一層難しくなり、和平プロセスの信頼性も失われやすくなる。

軍の対応には現在、武装した男らを追跡することと、自治の枠組みが今も機能し得ると住民に安心させることの二つの柱がある。武装解除のプロセスが引き続き停滞すれば、このような事件は、和平合意が暴力を減少させたものの、その背後にあるネットワークを完全には終わらせなかったと主張する懐疑派にとっての証拠になり得る。資料はその論争に決着をつけるものではないが、バシラン島が依然として重要かつ微妙な試金石である理由を示している。