フィリピン政府によると、カンボジアは外国人向けの代理出産計画を巡って収監されていたフィリピン人女性13人に恩赦を与え、本国へ送還した。女性たちと、そのうち3人の赤ちゃんは空路でマニラに戻り、人身取引被害者のための政府保護施設へ移送された。

女性たちは9月にカンボジア警察に拘束された後、今月初めに人身取引罪で禁錮4年を言い渡されていた。女性の多くが送還時にも妊娠中だったことから、この事件は注目を集めた。フィリピン社会福祉省によると、13人のうち10人がなお妊娠中だった。

フィリピン外務省は、ノロドム・シハモニ国王による恩赦を受け、女性たちがプノンペンを出発したと発表した。政府の社会福祉当局は、帰国者を無事に受け入れ、保護下に置いたと述べた。

カンボジアの裁判所は、女性たちが金銭と引き換えに第三者へ売るために子どもを産もうとしていたことを示す強力な証拠があり、これは人身取引に当たるとの判断を示していた。判決は、この事件に関連する赤ちゃんがどうなるかには言及しなかった。

この一件は、カンボジアとフィリピンにおける代理出産を巡る法的・倫理的な亀裂を浮き彫りにしている。カンボジア当局は、海外から子どもを望む親たちを引きつける地域的なビジネスへと市場が成長した後、2016年から商業的代理出産を禁止している。フィリピン外務省は、カンボジアでは代理出産が禁止されており、違反はカンボジア法に基づき処罰されると警告している。

一方、フィリピン社会福祉省によると、国内には代理出産を禁止または許可する法律がなく、悪用されかねない法的なグレーゾーンが生じている。この曖昧さにより、国境を越えた取り締まりが難しくなっている。特に、弱い立場の女性たちが、家族形成の手段として説明されながら、当局には人身取引と判断される計画へ勧誘される場合はなおさらだ。

恩赦により、女性たちはカンボジアの裁判所が科した刑期を満了する必要がなくなる。しかしこの事件は、国境を越えた代理出産の取り決めが、現地法によって不妊治療サービスではなく搾取とみなされた場合、急速に刑事手続きへ発展し得ることを改めて示している。

フィリピンにとって、女性たちの帰国で一つの章は終わるかもしれないが、より広範な政策上の問題は残る。政府は今後、帰国者と、一緒に戻った赤ちゃんたちの福祉に対応するとともに、人々を海外での危険な取り決めへ追いやる圧力にも対処しなければならない。

カンボジアにとって、この事件は、禁止から数年が経過した現在も、同国が商業的代理出産を厳しく取り締まっていることを示している。また両国政府にとって、この事件は人身取引、生殖に関する権利、国際的な代理出産市場の限界を巡る、より広範な議論の中で参照され続ける可能性が高い。