# パキスタンがアフガニスタンを空爆、タリバンは報復を警告

パキスタンは2024年12月24日、隣国アフガニスタンを空爆し、パクティカ州にあるパキスタン・タリバン運動(TTP)の拠点と当局者が説明する場所を攻撃した。この攻撃は3月以来初めてのアフガニスタン領内への越境攻撃と報じられ、パキスタン国内でTTPによるものとされる一連の襲撃が起きた後に実施された。

アルジャジーラによると、治安当局筋は、パキスタンの南ワジリスタン部族地域に近いアフガニスタンのバルマル地区が攻撃されたと述べた。イスラマバードの外務省や軍広報部門から直ちに公式声明は出されなかったが、アフガニスタンのタリバン政権は攻撃が行われたことを確認した。

しかし、タリバン政権は民間人が標的にされたと主張した。この非難により、すでに不安定な国境地域をめぐる政治的緊張が高まった。この地域では、パキスタンがアフガニスタンを拠点とする武装勢力が国境を越えて攻撃を仕掛けていると繰り返し非難する一方、カブールは反政府勢力をかくまっているとのパキスタンの主張を否定している。

今回の攻撃は、相次ぐ暴力によってパキスタンの治安機構への圧力が強まった後に行われたため、そのタイミングは重要だ。パキスタンは活動をますます活発化させるTTPに対処しており、今回の越境空爆は、武装勢力の疑わしい拠点を攻撃するため、自国領域外での行動も辞さない姿勢を示している。

報じられた攻撃が重要なのは、その場所だけでなく、それが発したシグナルにも理由がある。この種の越境作戦は、イスラマバードとカブールのタリバン当局との関係をさらに緊張させる恐れがある。双方とも事態の激化を抑えたい一方で、国境警備に対する支配も主張したいという利害を抱えている。

アルジャジーラによると、タリバンは攻撃後、報復を警告した。実行されれば、軍事的圧力、武装勢力の攻撃、政治的不信によってすでに安定化が困難になっている国境地帯で、暴力の連鎖がさらに深まることになる。

全体像として浮かび上がるのは、武装組織の抑制に失敗していると互いに非難し合う隣国間で、不安定さが増している状況だ。パキスタンは今回の攻撃をテロ対策作戦と位置づける一方、アフガニスタンの統治者らは民間人に対する違法な攻撃だとした。こうした双方の説明の隔たりは、現地での軍事的結果と同じくらい、外交上の余波を左右する可能性が高い。

出典対応表 - パキスタンが2024-12-24にパクティカ州で空爆を実施:アルジャジーラ、出典2377 - タリバンは民間人が標的にされたと述べ、報復を警告:アルジャジーラ、出典2377 - 攻撃は3月以来初のアフガニスタン領内への越境攻撃:アルジャジーラ、出典2377