# ガザの避難所となった学校へのイスラエル軍攻撃、少なくとも12人死亡と医療関係者
ガザの民間防衛当局と医療関係者によると、イスラエル軍がガザ市のシャティ難民キャンプで避難民の避難所として使われていた学校を爆撃し、少なくともパレスチナ人12人が死亡、ほかにも数人が負傷した。この攻撃は、イスラエル軍がガザ北部で作戦を激化させ、同地域に新たな避難命令を出す中で起きた。
攻撃を受けたのは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)と関係するシャティ男子小学校だった。医療関係者によると、爆撃で少なくとも30人が負傷した。ガザ当局と医療関係者の説明では、建物は避難所として使われていた。これは、学校の建物や国連運営施設が、繰り返される爆撃から逃れる民間人の避難所となってきた一連の状況の一部に、この攻撃を位置付けるものだ。
報道のより広範な背景には、ガザ北部への圧力が続いている状況がある。アルジャジーラによると、同日未明以降、ガザ各地へのイスラエル軍の攻撃でパレスチナ人27人が死亡し、このうち19人は、イスラエル軍による包囲が1カ月以上続いていた北部で死亡した。ガザ中部からの報道は、人々が安全とされる地域や避難経路の間を移動しようとする中、人口密集地区や避難所が何度も標的にされていると伝えた。
イスラエル軍はまた、ガザ北部の一部に新たな強制避難命令を出し、指定区域は危険な戦闘地域だとして、住民に直ちに南へ移動するよう求めた。この命令は、テキストメッセージ、ソーシャルメディアへの投稿、ドローンによる放送を通じて伝えられた。同時に戦車がベイト・ラヒヤへ進入し、北部が戦闘と避難によって同時に圧迫されているとの感覚を一層深めた。
学校がUNRWAと関係しており、イスラエルがすでに同機関との関係を断つと国連に通知していたことから、国連をめぐる側面は重要だ。報道によると、活動環境が狭まる中でも、同機関はガザの民間人が生き延びる上で中心的な役割を担い続けている。同じ記事は、戦争前にはガザに1日平均500台の支援物資トラックが入っていた一方、国連機関が現在の支援物資の流入量は必要量に対してあまりに少ないと繰り返し訴えていることを指摘している。
記事の抜粋はまた、学校への攻撃を戦争全体の死傷者数の中に位置付けている。アルジャジーラの集計を引用し、ガザでの戦争により少なくともパレスチナ人43,469人が死亡し、ほかに102,561人が負傷しており、その大半は女性と子どもだとしている。報告はまた、イスラエルの統計に基づくアルジャジーラの集計によれば、2023年10月7日のハマスによるイスラエル南部への攻撃で少なくとも1,139人が死亡したことにも触れている。
北部の民間人にとって、爆撃、避難命令、縮小する支援へのアクセスが組み合わさり、移動と帰還をほぼ絶え間なく繰り返す状況が生まれている。報告で引用された住民らは、避難命令が出た後でさえ住宅内や道路上で爆撃を受けていると述べ、ガザ北部のどこも真に安全な場所として扱われていないという現実を裏付けた。
したがって今回の攻撃が重大なのは、死者数だけでなく、攻撃が起きた場所にも理由がある。すなわち、すでに包囲下にある地区で、民間人が移動を命じられる一方、道路や避難所がなお攻撃を受けている作戦のさなか、避難民家族を収容するために造られたキャンプ内の学校避難所が攻撃されたのである。



