# カシミールのソナマルグ・トンネル事業作業員襲撃、7人死亡

発生日:2024年10月21日

2024年10月21日、インド統治下カシミールのソナマルグ近郊にある建設キャンプで、武装集団が作業員らに発砲し、7人が死亡、少なくとも5人が負傷した。

アルジャジーラによると、警察はガガンギルでの襲撃をテロ攻撃と説明し、少なくとも2人の襲撃者が戦略的なトンネル事業に関係する職員や作業員に向けて無差別に発砲したと述べた。2人が現場で死亡し、その後さらに5人が病院で死亡したため、確認された死者数は7人となった。死者には出稼ぎ労働者、カシミール出身の作業員、カシミール出身の医師が含まれていた。

このキャンプは、カシミール渓谷とラダックを結ぶことを目的とした大規模トンネル事業に関連していた。ラダックは雪のため年間の一時期、外部との交通が遮断される地域だ。報道によると、この事業は、インドと中国が2020年から緊迫した軍事的にらみ合いを続けている地域で移動性と作戦能力を向上させるため、軍事的な重要性を持つ。襲撃発生時、インド各地から来た数百人の労働者がこの事業に従事していた。

この銃撃は、政治的にも敏感な時期に起きた。ニューデリーが2019年にカシミールの準自治権を剥奪して以来初となる地方選挙を経て、前週に地方政府が発足してから、この地域で地元出身ではない労働者を狙った襲撃はこれが2件目だった。警察と軍は襲撃者の捜索を開始し、地域の首相オマル・アブドラは襲撃を非難、インドの内相は厳しい対応を約束した。

報道は、この襲撃をカシミールで長年続く紛争という、より広い文脈の中に位置づけた。インドとパキスタンはともにこの地域の領有権を主張し、それぞれ一部を統治しており、核兵器を保有する両国は同地をめぐって2度戦争を行っている。反政府勢力は1989年からニューデリーの統治に抵抗しており、同地域では2021年以降、出稼ぎ労働者、地元当局者、民間人を標的とした殺害事件が相次いでいる。

報道は、反インド武装勢力による犯行だとの警察の非難以上には、誰が襲撃を実行したのかを特定していない。しかし、今回の暴力が重要な経済・軍事インフラとどのように交差したかは示している。ラダックへの通年アクセスを改善するためのトンネル事業は、すでに戦略的計画の象徴だったが、この銃撃によって新たな治安不安の現場となった。

その日の終わりになっても、当局は武装集団の捜索を続け、地域の警備を強化していた。確認された死者数、襲撃場所、事業の戦略的価値はいずれも証拠から明らかだったが、襲撃者の動機と身元は提供資料では未確認のままだった。

出典注記

この記事は、ソナマルグ近郊ガガンギルのカシミール銃撃事件と建設キャンプに関するアルジャジーラの報道に基づいている。