ドイチェ・ヴェレが引用したパレスチナ側の情報源によると、出来事の当日、イスラエルの空爆によりガザ地区全域で少なくとも16人が死亡した。域内の中部と北部の双方で民間人が死亡する暴力が再び起きた一日となった。この報道は、停戦をめぐる外交交渉が決着しないなかでも、戦争が引き続き甚大な犠牲をもたらしていることを浮き彫りにした。

最も多くの死者を出した攻撃の一つでは、ガザ中部の人口密集地ヌセイラト難民キャンプにある住宅が全壊した。遺体を受け入れたアウダ病院によると、この攻撃で女性4人と子ども2人を含む少なくとも10人が死亡し、ほかに13人が負傷した。ハマスが運営する政府の下で活動する民間防衛の救急隊員によると、ガザ市の住宅に対する別の攻撃では、女性1人と子ども2人を含むさらに6人が死亡した。

この日の攻撃による死者総数は確定値として示されていなかったが、報道は被害が深刻で、民間人の居住地域に集中していたことを明確にした。死者に女性や子どもが含まれていたという点が重要なのは、攻撃が孤立した軍事目標ではなく住宅に着弾したことを示しているからだ。人口の大部分がすでに繰り返し避難を強いられているガザでは、住宅や避難所が新たに一つ破壊されるだけでも、家族はほとんど予告のないまま再び移動を余儀なくされかねない。

同じ報道によると、ガザ北部ベイトラヒヤの地区からイスラエル南部の都市アシュケロンに向けてロケット弾が発射された後、イスラエル軍は同地区の住民に退避を命じた。軍は、ロケット弾1発を迎撃し、もう1発は海に落下したと発表した。この一連の流れは、ロケット弾の発射、報復、退避命令、さらなる民間人の避難という循環に陥った戦争を映し出している。

より広範な犠牲者数は、依然として衝撃的なものだった。パレスチナ保健省によると、前年10月以降、域内に対するイスラエルの攻撃で少なくともパレスチナ人4万988人が死亡し、9万4,825人が負傷した。この報道では独立した検証がなされていないものの、これらの数字は戦争の規模を評価するうえで中心的な基準となっている。また、この日の16人の死を単独の出来事ではなく、累積する人道的大惨事に新たに加わった犠牲として位置づけるものでもある。

記事はまた、ガザの人口230万人のほぼ全員が少なくとも1回避難し、中には10回を超えて避難した人もいると指摘した。こうした度重なる退去は、新たな攻撃や退避通告の一つ一つが人々に与える影響を理解するうえで極めて重要だ。多くの家族にとって、もはや本当に安全な避難先はなく、次の命令や爆撃までの一時的な猶予があるにすぎない。

同時に、戦争の政治面と人道面は並行して進み続けた。国連は、約25年ぶりとなるポリオ感染例が域内で確認されたことを受け、64万人の子どもへの接種を目指す取り組みの一環として、ガザ北部のパレスチナ人に対し、10歳未満の子どもを医療施設へ連れて行ってポリオワクチンを接種させるよう呼びかけていた。接種の実施には戦闘の限定的な休止が利用されていたが、取り組み自体が必要とする現地へのアクセスは、戦争によって絶えず妨げられるおそれがあった。

国連当局者によると、ガザ南部と中部でのワクチン接種では、すでに対象となる子どもの半数以上に接種できており、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のジュリエット・トゥーマは、45万人の子どもが接種を受けたと述べた。一方で、インフラ、安全保障状況、避難のいずれも一層深刻な北部では、より困難な段階になるとも警告した。

同日はパレスチナ自治区で新学年が始まる日でもあったが、ガザの教育機関が引き続き閉鎖されていたため、63万人を超える生徒が通学できなかった。パレスチナ教育省によると、ガザの学校の90%が破壊または損傷した。この数字は、紛争が建物を破壊するだけでなく、子どもたちが日常生活を取り戻すための基本的な制度も損なっていることを示唆している。

従ってこの出来事の日付には、ガザの複数の現実が同時に表れていた。新たな死者を出した一連の攻撃、新たな退避圧力、危うい状況にあるワクチン接種活動、そして通常の学校教育の崩壊である。これらを総合すると、戦争がなお新たな死傷者を生み出す一方で、住民の復興を助け得る制度をも空洞化させている状況が浮かび上がった。