# メルボルンのショッピングセンターでなたを使った乱闘、4人負傷
警察によると、ノースランド・ショッピングセンターで対立するギャング同士が事前に申し合わせて衝突し、4人が負傷、買い物客がフードコートから逃げ出した。
ビクトリア州警察によると、事件当日、メルボルン北部のプレストンで、対立する二つのギャングの約10人がショッピングセンターのフードコートに集まり、騒ぎが起きた。ケリー・ローソン警視は、この争いは前日の事件への報復とみられ、関係者らはすでに警察が把握していた人物だと考えられると述べた。
この暴力事件は買い物客を恐怖に陥れた。目撃者らは、目出し帽をかぶった人々がなたをやみくもに振り回し、家族連れなどの客が出口へ逃げる様子を語った。警察によると、20代の男性1人が上半身に重傷を負って病院へ搬送され、容体は安定していた。記事の冒頭によると、負傷者は全体で少なくとも4人だった。
警察は現場で15歳の少年を含む2人を逮捕し、襲撃に関与したほかの8人の特定を続けていると述べた。なた1本が現場で発見され、警察官らは銃は使われなかったと説明した。ローソン警視は、事件は無差別ではなく、事前に計画されたギャングの集まりが、人の多い公共空間で暴力へと発展したものだと強調した。
警察官が買い物客を避難させ、周辺の安全を確保する間、ショッピングセンター自体は封鎖された。複数の目撃者は、警察と救急車が到着するなか、人々がショッピングセンターから駐車場へ殺到する混乱した状況を語った。買い物客の1人はABCラジオ・メルボルンに対し、刃物を持っていた男の1人を取り押さえるのを手伝ったと話し、別の人は避難命令が出るまで人々が店舗内に隠れていたと述べた。
この襲撃は、刃物をめぐる州の政治論争にも直結した。ビクトリア州は、なたを禁止武器に分類して禁止する方針だが、変更の発効は9月まで予定されていない。警察はこれらの法律をできるだけ早く導入してほしいと述べ、野党は即時に施行すべきだと主張した。
ジャシンタ・アラン州首相は襲撃を非難し、警察、救急隊員、店舗経営者、従業員、救助を試みた市民に感謝を表明した。ローソン警視は、ショッピングセンターは翌日に再開する見込みで、安全に訪れることができると強調する一方、地域住民を安心させるため、警察は数日間にわたり巡回を続けると述べた。
この事件は、単なる一件の乱闘ではなかった。子どもや家族連れが近くにいる混雑した公共の場で発生した、非常に人目につくギャング暴力であり、その背景ではすでに武器をめぐる政策論争が進んでいた。直ちに取られた対応は事態の封じ込めだったが、より大きな問題は、計画されているなたの禁止措置が次の衝突に影響を与えるのに間に合うかどうかだ。



