# ベルリンの緩和ケア医、捜査拡大の中で15件の殺人罪に問われる
検察によると、この医師は緩和ケアを受けていた患者を殺害し、死亡を隠蔽するため放火した罪に問われている。
NeoTechNews編集部
ベルリンの検察当局は、緩和ケア医を患者15人の死亡をめぐる殺人罪で起訴した。当初は数件の死亡に対する疑いから始まった事件は拡大し、近年のドイツで最も衝撃的な医療犯罪捜査の一つとなっている。この医師は、証拠を隠蔽するため、一部の被害者の自宅に放火した罪にも問われている。
AP通信の報道によると、捜査当局は現在、2021年9月22日から昨年7月24日までに起きた死亡をこの医師と関連付けている。被害者の年齢は25歳から94歳で、大半は自宅で死亡した。同報道によると、医師は患者の知らないうちに、また同意を得ずに、麻酔薬と筋弛緩薬を投与したとされる。同報道はさらに、医師が看護サービスの終末期ケアチームに所属しており、当初はわずか4件の死亡への関与が疑われていたが、その後、事件が拡大したとしている。
ドイツ語版ターゲスシャウの報道も起訴の基本的な内容を裏付けたうえで、ベルリン検察当局は、殺害が背信的な手段と卑劣な動機によって行われたとしたと伝えている。また、医師が無作為に被害者を狙ったのではなく、自分の患者だけを標的にしたとされるため、検察当局が以前の「殺人欲」という構成から離れたとも指摘している。この点は見出しとなる事実を変えるものではないが、証拠が蓄積するにつれて、検察が事件の構図をどのように練り直してきたかを示している。
これは通常の殺人事件ではない。医療、信頼、弱い立場が交差するところで起きた事件だ。緩和ケアを受ける患者は、自らを守ることが最も難しい人々に含まれ、今回の疑惑は、苦痛を和らげるための環境で認められた接触機会が悪用された可能性を示している。放火疑惑は、殺害だけでなく積極的な隠蔽も示唆するため、事件をさらに深刻なものにしている。
提供された資料から確認できる事実は衝撃的だ。ベルリンの検察当局は15人の死亡をめぐって殺人罪で起訴し、この医師は同意なしに致死性の薬物を投与した罪に問われ、捜査当局は証拠を消そうとした可能性があるとみている。事件の規模は、今回の起訴後も刑事捜査がさらに拡大する可能性を示唆している。
緩和ケアを通じた接触機会が利用されたとする疑惑こそが、この事件を特に憂慮すべきものにしている。終末期支援を受ける患者は周囲の介護者を全面的に信頼していることが多く、AP通信の報道によると、この医師は看護サービスの緩和ケアチームに所属していた。その環境によって、すでに病気を患い自宅で暮らす被害者と接触できたとみられ、無断での薬物投与と放火に関する疑惑を特に深刻なものにしている。
死亡疑惑4件から15件の起訴へと捜査が拡大したことは、法医学チームが医療記録、自宅での死亡、複数の事案にまたがるパターンを再検討することで、殺人捜査が拡大し得ることも示している。提供された報道が伝えているのは起訴だけで、判決ではないため、記事はその境界を守らなければならない。しかし、起訴の段階でさえ、この事件はすでに、長期にわたる刑事手続きと、遺族や介護・医療機関にとっての苦しい検証につながることを示している。



