# カロライナ両州で山火事拡大、サウスカロライナ州が非常事態宣言
サウスカロライナ州では一時175件を超える火災が発生し、3月2日にはカロライナ両州とジョージア州で10件の山火事がなお続き、マートルビーチ周辺などで避難を余儀なくされた。
NeoTechNews編集部
出来事の日付:2025-03-02
NBCニュースによると、カロライナ両州とジョージア州で山火事が燃え広がり、サウスカロライナ州では一時175件を超える火災が発生したことを受け、同州のヘンリー・マクマスター知事は3月2日に非常事態を宣言した。月曜日までにカロライナ両州とジョージア州では10件の山火事がなお続き、一部住民は自宅からの避難を余儀なくされた。最大の焦点はマートルビーチ近郊の火災で、煙や避難、軍用ヘリコプターによる散水により、カロライナ・フォレスト地区が地域的な緊急事態の中心となった。
州森林委員会によると、マートルビーチの火災は日曜夜までに1,600エーカーを焼き、鎮圧率は30%だった。8地区の住民が避難し、赤十字によると、約135人が郡のレクリエーションセンターに避難していた。サウスカロライナ陸軍州兵は2機のブラックホーク・ヘリコプターを使って火災に散水し、濃い煙によって道路が閉鎖され、視界も悪化した。当局は負傷者の報告はなく、建造物も焼失していないと述べたが、鎮火するまで要員は現場にとどまるとも説明した。
危険は一つの郡に限らなかった。スパータンバーグ、ユニオン、オコニー、ピケンズの各郡でも4,200エーカーを超える範囲が火災の影響を受け、月曜午後の時点でも、ウィリアムズバーグ郡とビューフォート郡の火災を含め、サウスカロライナ州では5件の火災が続いていた。ノースカロライナ州でも、トライオン近郊の「176ファイア」を含む4件の火災がなお続いており、この火災は481エーカーを焼き、鎮圧率は30%だった。米森林局によると、クロアタン、ナンタハラ、ユーワリー、ピスガの各国有林で発生した火災は、合計約500エーカーを焼いた。
気象条件は、火災がこれほど急速に広がった大きな理由だった。知事室は、異常な乾燥状態と強風が火災を勢いづかせたと説明する一方、国立気象局は寒冷前線によって火曜日までに雨が降ると予想していた。米気候予測センターは、カロライナ両州の大部分で中程度の干ばつが続き、ノースカロライナ州沿岸部の一部では深刻な干ばつが継続するとの見通しを示した。こうした条件は、風向きが変わると炎が突然飛び火するなど、火災の広がり方が非常に不規則だった理由を説明するものだった。
州の消防当局によると、約410人の要員と少なくとも128台の消防車両が投入され、サウスカロライナ州兵も航空機を派遣した。この対応は全面的な緊急態勢を示す一方、乾燥した可燃物の中を急速に進む火災を止めることが、特に複数の郡で同時に燃えている場合、いかに困難かも示した。森林委員会は、毎年の火災シーズンがピークに入ったと述べ、この地域の状況はまさに消防士たちが恐れていたものだった。
全体像は、単一の山火事ではなく、地域的な危険だった。サウスカロライナ、ノースカロライナ、ジョージア、さらにはテネシーの各州にも進行中の火災や最近の焼失跡があり、その週の気象パターンは雨を遠ざけ、湿度を低下させた。この組み合わせにより、カロライナ両州の状況は、単一の局地的緊急事態というよりも、広範囲に及ぶ地域的な火災事象の様相を呈した。
マクマスター知事は、非常事態宣言によって緊急対応要員が迅速に資源を確保できるようになると述べた。現場で差し迫った任務は、天候が徐々に変化するまで、住宅を守り、可能な限り道路を通行可能に保ち、避難者の安全を確保することだった。



