# バングラデシュの学生抗議運動指導者ら、旧来の権力勢力に挑む新党を結成
発生日:2025年2月28日。 バングラデシュの抗議運動世代が正式な政治の舞台に足を踏み入れた。昨年の大規模蜂起を率いた学生指導者らが、同国で長年続く二大政党支配を打破したいとして新党の結成を発表した。
資料一式によると、国民市民党(NCP)を率いるのは、昨年8月にシェイク・ハシナ首相を退陣に追い込んだ抗議運動で最もよく知られた人物の一人、ナヒド・イスラムである。イスラムは最近まで、ノーベル賞受賞者ムハマド・ユヌスが率いる暫定政府の顧問を務めていた。
ダッカでの集会でイスラムは、2024年7月の蜂起が「第二共和国」への道を開いたと述べ、将来の権威主義を防ぐための新たな民主憲法を提唱した。資料は、そのメッセージを同党の結党時の訴えとして示している。すなわち、参加型政治、憲法秩序の書き換え、そして旧来の政党構造との決別である。
その旧来の構造こそが、NCPにとって最大の障害であり続けている。1971年の独立以来、バングラデシュ政治はハシナのアワミ連盟とバングラデシュ民族主義党(BNP)が支配してきた。資料によれば、両党はいずれも、汚職、権威主義、不平等や社会的不正義への対応の失敗を非難されてきた。NCPは第三勢力としての地位を築こうとしている。
同党の支持者らは好機があるとみている。政治アナリストのマスード・カマルはDWに、多くのバングラデシュ国民にとって投票時の選択肢は限られており、第三、第四の勢力が救いになり得ると語った。一方で、新党に明確な理念があるのか、また都市部の学生ネットワークを超えた持続的な有権者基盤があるのかについて疑問も呈した。
この懸念が重要なのは、ハシナを退陣に追い込んだ蜂起が、学生の主催者だけをはるかに超える広がりを持っていたためだ。資料は、労働者、農民、リキシャ引き、主婦も2024年の運動に加わっていたと指摘している。新党がその連合を政治組織へ転換できるかどうかは、いまだ答えの出ていない主要な問題の一つである。
NCPは政策上の立場を通じても存在感を示している。同党代表のアクタル・ホサインは、イスラム嫌悪と宗教的過激主義の双方を拒絶し、市民の尊厳を中心に据えた「参加型政治」を求めると述べた。NCPの別の関係者サマンサ・シャルミンは、ハシナ退陣後に対立政党が国民の結束を妨げたと非難したが、党名を直接挙げることはなかった。
一方、BNPは競争を歓迎するものの、NCPを大きな脅威とはみていないと述べている。資料は、BNPの政治家ハルヌール・ラシドが、自党はすでに有権者に実力を証明しており、新たな運動が本格的に競争できるようになるには時間が必要だと述べたと伝えている。
2025年後半または2026年初頭に予定される次回選挙が、真の試金石となる。資料によれば、NCPは新たな制憲議会と憲法の書き換えを求めている一方、BNPは議会選挙を先に行うことを望んでいる。NCPはさらに、暫定政府にアワミ連盟を禁止するよう求めているが、BNPはこの要求を支持していない。
ハシナ失脚後、バングラデシュの政治的将来はいまだ定まっていない。この新党が明確にしているのは、蜂起が街頭レベルで終わるのではなく、権力が制度、同盟、票へと変換される舞台へ、いま移りつつあるということだ。



