出来事の日付:2025-02-18。

アルゼンチンの判事が、ハビエル・ミレイ大統領に対する詐欺疑惑の捜査を担当することになった。ミレイ氏が一時宣伝した暗号資産は急騰した後、数時間以内に暴落した。この事件は、自身は善意で行動し、プロジェクトの開発には関与していないと主張するリバタリアンの指導者に、法的・政治的な頭痛の種を加えるものだ。

AP通信の報道によると、この件はブエノスアイレスの連邦第1裁判所を統括するマリア・セルビニ判事に割り当てられた。セルビニ判事は、ミレイ氏が金曜夜に$LIBRAトークンについて投稿した後、弁護士らが提出した告発を調べる。ミレイ氏はこれを、中小企業やスタートアップへの資金提供に役立ち得るプロジェクトだと説明していた。投稿はトークンの公開とほぼ同時に行われ、この資産への注目を集める一因となった。

市場の反応は劇的だった。このコインの時価総額は一時40億ドルを超えたが、批判者らはほどなく詐欺かもしれないと警告し始めた。価格が下落する中でミレイ氏は投稿を削除し、暴落によって多くの初期購入者が大きな損失を抱えた。報道によると、公開から数時間以内に暴落し、宣伝投稿として始まったものが、政治的影響力と投資家リスクをめぐる論争へと発展した。

ミレイ氏と大統領府は開発者との関与を否定し、同氏は当初、起業家的な取り組みと捉えたものを紹介しただけで、さらなる臆測を避けるためにメッセージを削除したと説明した。その後のインタビューでミレイ氏は、この暗号資産の詳細を知らなかったと述べ、反対勢力がこの一件を利用しようとしていると非難した。また、市場に参入した人々は自発的にそうしており、リスクも理解していたと強調した。

大統領府は、同国の汚職防止局も調査すると述べた。この措置はミレイ氏に公的な弁明の機会を与えるかもしれないが、同時に、この一件が単なる政治的な攻撃材料にとどまらないことも意味する。法的な精査では、大統領によるソーシャルメディア上の推奨が不適切な宣伝や虚偽表示に当たったか、またプロジェクトの正当性について一般市民が誤解させられたかが焦点となる。

この疑惑が重要なのは、ミレイ氏が旧来の政治階級を攻撃し、より清廉で市場に友好的な政府を約束することで、自身の政治的ブランドの大部分を築いてきたためでもある。投機的なデジタル資産に関連する詐欺捜査は、そのメッセージと真っ向から矛盾する。不正行為が直ちに認定されなくても、この捜査は野党側に新たな攻撃材料を与え、好戦的な公の発言で知られる大統領にさらなる圧力をかける。

判事への事件割り当てにより、この論争はソーシャルメディア上のスキャンダルにとどまらず、正式な法的手続きへ移ることになる。投資家の信頼と公的機関への信頼が連動し得る国では、それが重要だ。捜査が起訴に至らなくても、調査そのものが、選挙運動中およびその後に、ミレイ氏の政治的な反対者、支持者、金融面での批判者が同氏の判断についてどう語るかを左右することになる。

この一件はまた、就任1年目を急速に駆け抜ける一方、アウトサイダーとしての真正性を打ち出そうとしてきたミレイ氏の、より広い行動様式にも合致する。そのスタイルは政治的には同氏の助けになり得るが、ソーシャルメディアへのたった1件の投稿が、市場と法の両面で直ちに影響を及ぼし得ることも意味する。裁判所の捜査は、同政権がこの論争による信頼性への悪影響を長期化させずに済むかを試すものとなる。

政治的な代償は、目先の法的問題より長引く可能性がある。損失を被った投資家、大統領に責任を負わせたい野党関係者、そしてこの一件は大げさに騒がれていると見る支持者のいずれにも、この話題を存続させる動機がある。そのため、起訴なしで終わったとしても、捜査は法廷を越えて命脈を保つことになる。