# ジンバブエのコレラ流行、8地区に拡大
出来事の日付:2025年1月17日 — ジンバブエ保健省によると、新たなコレラ流行が8地区に広がり、感染者は約300人に達し、1人の死亡が報告されている。
水道システムの機能不全が新たな流行を引き起こす
ジンバブエ保健省によると、2024年12月に始まった新たなコレラ流行が8地区に広がり、約300人が感染し、1人が死亡した。この流行は、機能不全に陥った上下水道・衛生設備が公衆衛生に及ぼしている負担を示す新たな兆候となっている。
提供されたDWの報道によると、影響を受けている地区はビキタ、ビンドゥラ、チレジ、チピンゲ、カリバ、ゴロモンジ、マゾウェ、シャムバである。マゾウェ地区のグレンデールは流行の中心地の一つとされている。この詳細が重要なのは、流行が孤立した一つの場所に限定されず、清潔な水へのアクセスが乏しい複数の地域社会へ広がっていることを示すからだ。
DWは、数カ月にわたり放置された破裂水道管によって、水源がし尿で汚染されていると考えられていると報じている。この汚染経路とされるものは、コレラが糞便で汚染された水や食べ物を介して広がる仕組みと一致する。したがって、この記事が指摘しているのは単なる感染症の発生ではなく、インフラの機能不全である。
グレンデールの住民は記者らに対し、汚泥、下水の浸出、安全ではない井戸に悩まされていると語った。10人家族の一家は、2024年12月26日に症状を示した後、治療のため緊急搬送された。こうした証言は、水質をほとんど管理できない各家庭の日常生活に、流行がすでに影響を及ぼしていることを示唆している。
政府は、いくつかの対策に着手したとしている。スレイマン・ティミオス・クウィディニ保健副大臣がマゾウェ地区を訪問し、報道によると、当局はほかの組織と提携してグレンデールに2本の掘削井戸を設置した。当局者らはまた、浄水剤を配布し、住民が飲用前に水を煮沸するなら、地元の一部の井戸は引き続き使用できる可能性があると述べた。
しかし、この対応は恒久的な解決にはなお程遠い。報道は、より広範な問題が、首都ハラレを含む町や都市の水道インフラの崩壊であることを明確にしている。ハラレでは、未処理の下水が水源に流入したと報じられている。つまり、この流行は一度限りの汚染事案ではなく、統治と保守管理の継続的な失敗に結び付いている。
公衆衛生専門家のクザイ・マスンダは報道の中で、コレラを根絶するには、都市部と農村部の双方で衛生習慣を改善し、水道・衛生設備を向上させることが不可欠だと述べている。また、ワクチンは数年間にわたり発生率を下げられるものの、その間に長期的な水道・衛生環境の改善を進める必要があるとも報じられている。
短期的な封じ込めと長期的なインフラ修復を組み合わせることが、主要な政策課題となる。コレラは治療でき、流行を減速させることもできるが、信頼できる水道システムがなければ、この病気は繰り返し戻ってくる傾向がある。ジンバブエの今回の流行は、その理由をまさに示している。
同国では以前にも、2023年の流行や、はるかに多数の死者を出した2008~09年の大流行など、大規模なコレラ危機が起きている。現在の数字はそれより小さいが、パターンはよく知られている。下水が飲料水に入り込むと、公衆衛生システムは病原体だけでなく、その拡散を可能にする状況とも闘わなければならない。



