教皇フランシスコ、シスター・シモーナ・ブランビッラをバチカン初の女性長官に任命
出来事の日付:2025-01-06
教皇フランシスコはこの日、シスター・シモーナ・ブランビッラを奉献・使徒的生活会省の長官に任命し、聖座の省庁を率いる初の女性とした。公現祭の祭日にバチカン・ニュースが発表したこの人事は、バチカンの上級職における女性の参画を拡大しようとするフランシスコの長年にわたる取り組みにおいて、注目すべき一歩となる。
ブランビッラはイタリア生まれで、コンソラータ宣教修道女会に所属する修道女である。新たな職に就く前は、2023年10月7日から同省の次官を務めており、バチカン・ニュースによれば、ローマ教皇庁の省庁の長官に任命された史上初の女性となる。同じ報道によると、アンヘル・フェルナンデス・アルティメ枢機卿(65)も、彼女の任命と併せて同省の共同長官に任命された。
この動きが重要なのは、単なる個人的な昇進だからではなく、教皇フランシスコが2022年に公布した使徒憲章『プレディカーテ・エヴァンジェリウム』によって開かれた道を、バチカンが引き続き実際に活用していることを示すからだ。この改革により、女性を含む信徒が省庁を率い、長官の肩書を持つことが可能になった。この役職は、それまで枢機卿と大司教に限られていた。ブランビッラの任命は、主要な教皇庁機関のトップにこの規定が適用された、これまでで最も明確な例である。
新長官は、バチカンと宣教活動における確かな経歴を携えてこの職に就く。バチカン・ニュースによると、彼女は2011年から2023年までコンソラータ宣教修道女会の総長を務めていた。また、モザンビークでの宣教経験があり、同修道会に入る前は看護師として働いていたという。こうした詳細が重要なのは、この任命が象徴的な意思表示だけではなく、長年にわたる司牧と運営の経歴に基づくことを示しているからだ。
彼女が現在率いる同省は、修道生活と使徒的生活の会を所管し、世界各地のカトリック修道共同体の組織と統治を扱うバチカン機関の一つである。ブランビッラはすでに次官としてその業務に携わっていたため、今回の異動によって、省内から熟知する分野を率いる立場に就くことになる。
バチカン・ニュースはまた、彼女が3月27日に60歳になることも指摘した。この点は、今回の任命が教皇庁での経歴としては比較的若い段階で行われたことを浮き彫りにし、短期的な暫定責任者にとどまらず、時間をかけて同省を形作っていく可能性を与えている。
同報道は、彼女の任命をより大きな流れの中に位置づけた。ブランビッラは、2021年のシスター・アレッサンドラ・スメリーリに続き、バチカンの省庁の次官に任命された2人目の女性だったという。また、聖座およびバチカン市国の職員に占める女性の割合は、2013年の19.2%から2023年には23.4%に増加したとしている。この傾向だけで今回の人事を説明できるわけではないが、この人事が行われた、より広範な制度的背景を示してはいる。
バチカンにとって実務上の意味は明確だ。修道生活を所管する最重要部門の一つを、初めて女性が率いることになった。フランシスコにとっては、文書上で発表された改革が、実権を伴う人事へと移されていることを示す新たな例である。ブランビッラにとっては、象徴的な重要性と大きな行政上の権限を併せ持つ任務である。
この出来事の日付が重要なのは、バチカンがそれまで越えたことのなかった一線を越えた瞬間を示しているからだ。この任命が時を経てどのように評価されようとも、この日はシスター・シモーナ・ブランビッラがローマ教皇庁の省庁で初の女性長官となった日である。



