# サロメ・ズラビシビリ氏、ジョージア大統領選の正統性を否定
発生日:2024年12月14日
アナドル通信によると、ジョージアのサロメ・ズラビシビリ大統領は、大統領選を正統なものとして認めず、退任しないと述べた。
同氏の拒絶は、ミヘイル・カベラシビリ氏を次期大統領に選出した間接投票を受けたものだ。この手続きは国民による直接選挙ではなかったため、すでに野党関係者から批判されている。ズラビシビリ氏の発言は、移行が決着したものとして受け入れるのではなく、自身が職にとどまる意向を明確にしたことで、制度上の対立を先鋭化させた。
アナドル通信は、同氏が事実上、自分はどこにも行かず、職にとどまると語ったと伝えた。この姿勢によって、争いは政治的な議論から憲法上の対立へと変わる。退任する側と就任する側の双方が、何らかの権限を主張する可能性が示唆されるためだ。
背景は重要だ。ジョージアの野党はすでに選挙を非合法なものとして扱っており、政府がEU加盟交渉を停止して以来、国民の怒りは高まっている。ズラビシビリ氏が結果の承認を拒否したことで、与党陣営の正統性に対する、より広範な異議申し立てが一層強まった。
間接選挙や選挙人団によって管理される大統領選は、その国の規則上は完全に合法であっても、規則自体に問題があると考える当事者から拒絶されることがある。現在のジョージアでは、まさにそれが起きているようだ。争点は単に誰が勝者かということではなく、その手続きが国民から信頼される大統領を生み出したかどうかである。
ズラビシビリ氏の姿勢は、政府にも圧力をかける。退任する大統領が職を明け渡すことを拒めば、書面上は諸制度が手続きを進めたとしても、正式な継承は政治的に混乱する。その結果、国家機能、外交儀礼、国民の受け止め方に混乱が生じかねない。
報道では、何らかの妥協が成立したとは示されていない。むしろ、結果を承認せず、職にとどまるという一線を引く大統領の姿が示されている。欧州との関係や与党の役割をめぐってすでに分断されている国で、この姿勢は対立を激化させる可能性が高い。
ジョージア国外の観察者にとって、要点は明快だ。同国は今や、争われている選挙結果だけでなく、現職大統領が政権移行の正統性に直接異議を唱える事態にも直面している。この異議申し立てがどこまで進むかによって、危機が政治的なものにとどまるのか、それとも憲法上の危機へ発展するのかが決まる。
発生日の時点で、ズラビシビリ氏のメッセージは明白だ。大統領選の結果は受け入れられておらず、権限をめぐる争いはなお決着していない。



