# ICC、カリム・カーン主任検察官への疑惑を外部調査へ

発生日:2024年11月11日

NeoTechNews編集部

国際刑事裁判所(ICC)は2024年11月11日、カリム・カーン主任検察官に対する性的不品行疑惑について外部調査を進めると発表した。問題を裁判所内部の監視体制の外に移し、国際司法で最も重大な影響力を持つ職の一つに対する監視を強めることになる。

この決定は、ICCの内部監視機関である独立監視メカニズムがこの問題を扱うべきかをめぐる先の議論を経て、ICCの運営機関が発表した。カーン氏は疑惑を否定している。BBCが引用した声明で同氏は、以前から調査を求めていたとし、在職を続けながら手続きに協力すると述べた。

外部調査に移行したことが注目されるのは、疑惑の内容だけでなく、独立性への懸念にも対処するためだ。裁判所を監督する機関のトップ、パイヴィ・カウコランタ氏は、内部監視機関には引き続き対応能力があるものの、完全に独立し、公平かつ公正な調査を確実にするため、今回の特殊な事情は例外的な外部手続きを正当化すると述べた。この表現は、手続きの信頼性そのものが問われていると裁判所が判断したことを示唆する。

BBCによると、報道各社は、望まない性的な接触と虐待を訴える文書について報じていた。また、疑惑を申し立てた女性弁護士は、ICCの内部監視機関にこの問題を調査する能力があるのか疑問を呈していたという。同じ報道によると、カーン氏は女性に疑惑を撤回または否定するよう説得しようとしたとの主張を否定しており、この主張によって論争の深刻さがさらに増していた。

この問題は、ICCにとって微妙な時期に起きた。カーン氏とICCは、ガザでの戦争に関連する逮捕状請求をめぐり、異例の政治的圧力にさらされてきた。2024年5月、カーン氏は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、当時国防相だったヨアブ・ガラント氏、ハマス指導者のヤヒヤ・シンワル、ムハンマド・デイフ、イスマイル・ハニヤの各氏が、10月7日の攻撃とその後の紛争に起因する戦争犯罪および人道に対する罪について刑事責任を負うと信じるに足る合理的な根拠があると述べた。外部調査が発表された時点で、裁判官団はなおそれらの請求を検討していた。

このタイミングにより、疑惑は政治的な意味合いを帯びた。一方でBBCは、不品行の訴えはガザに関連する逮捕状請求より前のものとみられると指摘した。カーン氏自身は、自身とICCの双方に対する攻撃や脅迫が広がる状況に注意を促したが、BBCが報じた時系列は重要である。疑惑を直近の一つの訴追判断への反応として片づけようとする見方を制限するからだ。

ICCはまた、カーン氏が職にとどまる間も適正手続きを守るため、調査に関係する事案はカーン氏の指揮下にない次席検察官が扱うと発表した。この体制は、裁判所の業務を全面的に停止させることなく主任検察官を調査するという実務上の難しさを反映している。

したがって、この決定の意義は個人的なものだけでなく、組織的なものでもある。ICCは、検察の独立性への信頼を保つと同時に、自らの指導部も信頼できる審査の対象にできることを示そうとしている。外部調査が最終的にカーン氏の潔白を証明するにせよ、疑惑を裏づけるにせよ、裁判所はすでに、内部の保証だけでは不十分だったことを認めた。