# ボリビア裁判所、エボ・モラレス氏の再出馬を禁止

2024年11月9日、ボリビアの憲法裁判所はエボ・モラレス元大統領が選挙で公職に立候補することを禁じ、同氏が同国の2025年大統領選挙に出馬できないようにした。この判断はまた、大統領の任期は連続か否かを問わず2期までとする過去の裁判所命令を改めて確認した。

この決定は、ボリビア初の先住民出身大統領であり、同国で最も評価の分かれる政治家の一人であるモラレス氏にとって大きな打撃だ。同氏は2006年から2019年まで国を率い、その後も数年にわたって人気を保ったが、憲法を回避して4期目を目指そうともした。この過去の試みと、その後に起きた危機が、裁判所の最新判断にこれほど大きな重みがある理由の一端を成している。

資料によると、今回の判断は、ある国会議員が2023年12月の決定について明確化を求めたことを受けて出された。このため最新判断は、突然の驚きというより、既に存在していた法的障壁を正式に強化したものといえる。それでも実際の効果は決定的であり、モラレス氏は翌年の選挙に出馬できない。

判断を取り巻く政治情勢は極めて緊迫している。モラレス氏の支持者らは約1カ月にわたって抗議し、道路を封鎖し、兵士を人質に取り、ルイス・アルセ大統領の辞任を求めてきた。検察はまた、モラレス氏が在任中に15歳の少女と関係を持った疑いを巡り、法定強姦の罪で同氏を訴追した。モラレス氏は容疑を否定し、政治的動機によるものだと主張している。

モラレス氏が10月下旬、政府による暗殺未遂があったと非難した後、緊張はさらに悪化した。アルセ政権は、モラレス氏自身が事件を演出したと反論した。こうした問題はいずれも裁判所の決定で解決されないが、選挙運動が始まる前にモラレス氏を投票用紙から排除することで、今回の判断はより広範な対立を一層非対称なものにする。

ボリビアの政治制度への影響は甚大なものになり得る。野党議員マルセロ・ペドラサ氏は、この判断が政治の新時代を開いたと述べ、2025年選挙について、投票用紙にモラレス氏の名前がない選挙だと表現した。これは単なるスローガンではない。モラレス氏が復帰できるかどうかによってボリビア政治が繰り返し左右された時代の終わりを示している。

モラレス氏に忠実な議員らは議会で混乱を起こし、アルセ氏の年次演説を前に叫び声を上げ、花を投げつけたため、同氏は大統領府から演説せざるを得なくなった。この出来事は、裁判所の判断が、諸制度、党内派閥、街頭動員の間で起きている、より広範な対立の中に位置していることを示す。

今のところ、裁判所はモラレス氏の野心に法的な境界線を引いた。これによって不安定さが緩和されるのか、それとも対立が新たな形に移るだけなのかは、今後数カ月に同氏の支持者、政敵、国家機関がどう対応するかに左右される。

この決定は、誰がボリビアの政治的将来を決めるのかを巡る、より大きな争いのさなかに下された。裁判所なのか、与党勢力なのか、それともモラレス氏を中心に築かれた運動なのかという争いだ。裁判所は今、同氏の立候補を阻止することで不確実性の原因となり得るものを一つ取り除いたが、同氏を巡る対立を終わらせたわけではない。支持者らは依然として街頭で行動する力を持ち、議会では対立が続き、選挙の年は始まったばかりだ。つまり、この判断は投票用紙を巡る問題を決着させても、より深い危機を解決しない可能性がある。

出来事の日付:2024年11月9日。