# ナイジェリアのニジェール川で船沈没、100人超が行方不明
DWによると、2024年10月2日、ナイジェリア北部のニジェール川で木造船が沈没し、主に女性と子どもからなる100人以上が行方不明となった。船には約300人が乗っており、ニジェール州モクワ付近で転覆した際には、想定された定員のおよそ3倍の乗客を運んでいたとされる。
救助活動では多数の生存者が発見され、救出された。DWによると、救急隊員とボランティアが少なくとも150人を救助した一方、当局は川から遺体も収容した。報道は死者数を16人としたが、捜索が続く中、正確な人数はなお更新されていた。
報道で際立つのは、過密の程度だ。州の緊急事態担当当局者は、船の乗客は100人以下でなければならなかったが、実際には約300人が乗っていたと述べた。この一点が惨事の多くを物語っている。はるかに少ない人数向けに造られた船に過大な負担がかかり、船体が壊れたことで航行は破滅的な結果となった。
事故は午後8時30分ごろの夜間、乗客らが宗教的な祭りから戻る途中に起きた。DWによると、捜索救助活動はまだ続いており、救助隊がさらなる生存者や遺体を捜す中、人的被害が増え続ける可能性がある。
ナイジェリア北部では長年、道路事情が劣悪または危険な場合でも河川交通が一般的に利用されるような輸送環境が問題となってきた。この背景が重要なのは、これが単なる異例の事故ではないからだ。DWは、2023年半ば以降にナイジェリア北部で起きた死者を伴う船舶事故としては4件目だと指摘し、過密状態と不十分な安全基準に関連する水上事故が繰り返されている実態を浮き彫りにした。
報道は、具体的にどの祭りだったのかを特定しておらず、完全な乗船者名簿も示していない。また、船の運航者が警告を無視したのか、船体に機械的な故障が生じたのかについても説明していない。しかし、過密状態が船の許容力を超えるほど深刻で、多数の家族が安否の知らせを待つ事態になったことは示している。
捜索はなお続いていたため、最終的な数字は変わる可能性がある。それでも、全体像はすでに明白だ。ナイジェリアでも交通事情が特に脆弱な地域の一つでの渡河が大惨事へ変わり、行方不明者には子どもや女性が含まれ、救助隊は可能な限り多くの人の所在を確認しようと時間との闘いを続けている。
出典注記
DW「Nigeria: Over 100 people missing after boat capsizes」(ナイジェリア:船の転覆で100人超が行方不明)、https://www.dw.com/en/nigeria-over-100-people-missing-after-boat-capsizes/a-70390080; 引用された主張の根拠:705。



