# クラウディア・シェインバウム氏、メキシコ初の女性大統領に就任
発生日:2024-10-01
クラウディア・シェインバウム氏は2024年10月1日に就任し、メキシコ初の女性大統領となった。こうして始まった6年間の任期は、同国と米国との関係によって部分的に方向づけられることになる。
USA Todayによると、就任式はメキシコ市のサン・ラサロとして知られる議会議事堂で行われた。科学者でメキシコ市長を務めたシェインバウム氏は6月の大統領選で勝利し、現在、メキシコの貿易、移民、安全保障政策の中核にある職責を引き継いでいる。
とりわけ大きな意味を持つのが米国との関係だ。メキシコの輸出のおよそ80%は米国向けで、情報源によると、同国経済はこの貿易に加え、国外で働くメキシコ人による本国への送金に大きく依存している。この依存関係は、関税、移民政策、あるいは2026年に再交渉が予定される北米自由貿易協定の扱いをめぐるものであれ、ワシントンのいかなる方針転換もメキシコに直ちに影響を及ぼし得ることを意味する。
記事は、シェインバウム氏が、復帰すれば関税リスクをもたらすドナルド・トランプ氏よりも、予測可能性の高いホワイトハウスの相手との対峙を望むだろうと伝えた。また、メキシコが米国国境での移民圧力への対応を続け、フェンタニルや移民を密輸する犯罪組織と対決するよう求められる中で、同氏が就任すると指摘した。これらは抽象的な政策問題ではない。就任直後から同氏の大統領職を形づくる最重要課題である。
シェインバウム氏の個人史も、この日の意義の一部となっている。USA Todayは、同氏をメキシコを率いる初の女性であり、同国初のユダヤ系大統領だと紹介した。その政治的歩みはアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール前大統領と密接に結びついており、前大統領の社会政策と政治手法は、シェインバウム政権に長く影響を及ぼす可能性が高い。
就任式には、ジル・バイデン大統領夫人、ケン・サラザール大使、アレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官、ハビエル・ベセラ保健福祉長官を含む米国代表団も出席した。その顔ぶれは、両国関係にかかわる利害の深さを反映していた。
報告によると、シェインバウム氏は国内で強い支持を得て任期を始めるが、同時に大きな未解決問題も抱えている。包括的な司法制度改革を実施し、ロペス・オブラドール政権からの移行を管理し、米大統領選の結果次第で急変しかねない対外環境を切り抜けなければならない。この日はメキシコ政治における歴史的な突破口となったが、同時に困難な大統領職の幕開けともなった。



