# FBI、フロリダのゴルフクラブでトランプ氏が暗殺未遂の標的になったもようと発表
ドナルド・トランプ氏は2024年9月15日、フロリダ州の自身のゴルフクラブで、FBIが暗殺未遂とみられるとした事件の標的となった。トランプ氏が別の暗殺未遂を生き延びてから、わずか9週間後のことだった。元大統領は、ウェストパームビーチのトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブでの事件後、自身は無事で元気だと述べ、当局はその後、容疑者を連邦銃器関連容疑で拘束した。
パームビーチ郡のリック・ブラッドショー保安官によると、トランプ氏より数ホール先に配置されていたシークレットサービスの捜査官らが、約400ヤード離れた茂みから突き出ているAK型ライフル銃の銃口を発見した。捜査官1人が発砲すると、銃撃犯は武器を捨て、SUVで逃走し、現場にはバックパック2個、照準器、GoProカメラが残された。容疑者は、ゴルフ場外にも拡大した捜索の末、隣接する郡で停車させられた。
この事件により、大統領警護をめぐる懸念が直ちに再燃した。トランプ氏は7月13日、ペンシルベニア州バトラーでの集会で銃撃され、弾丸が耳をかすめていた。フロリダ州での襲撃未遂は、選挙戦が新たな不安定な局面に入る中で起きた。AP通信の報道は、7月の銃撃がすでにシークレットサービスの失態をめぐる疑問を引き起こしていたと指摘しており、今回の2度目の事件によって、警護対象者をどのように守っているのかへの監視が一層厳しくなった。
容疑者は、対峙するまで約12時間にわたってゴルフ場の外で野営していたとされる。ウィリアム・スナイダー保安官は、停車させられた際の容疑者について、冷静で感情の起伏が見られない様子だったと説明した。この点だけでは動機への答えにならないが、当局が偶発的な遭遇ではなく、計画的な行為とみていたことを示唆する。FBIは、暗殺未遂とみられる事件として捜査していると発表した。
トランプ氏は事件後にマー・ア・ラゴへ戻り、支持者に宛てたメールで自身は無事で元気だと伝えた。選挙陣営も、予定されていた登場機会を引き続き日程に残し、活動継続を印象づけようとしたが、襲撃未遂によって選挙戦のほかの争点がかすむ恐れがあった。バイデン氏とハリス氏も説明を受けており、この銃撃事件がゴルフクラブという私的空間を超え、全米規模の政治的重要性を持つことを浮き彫りにした。
AP通信の報道では法的手続きの行方はまだ決着していないが、要点は明らかだ。ライフル銃が発見され、容疑者が拘束され、捜査当局は元大統領が標的にされたとみていた。すでに一度の銃撃、重罪事件、継続する警備上の疑問によって形づくられてきた選挙戦において、フロリダ州での事件は、大統領候補を取り巻く安全確保の境界がいかに脆弱になっていたかを示した。



