開催日:2025年6月1日

クルス・アスルはメキシコシティのエスタディオ・オリンピコ・ウニベルシタリオでバンクーバー・ホワイトキャップスを5-0で破り、CONCACAFチャンピオンズカップを制した。前半に4得点を挙げる圧倒的な内容で決勝を締めくくった。この勝利により、メキシコの同クラブは大会通算7度目のタイトルを獲得し、クラブ・アメリカの記録に並んだ。

主将イグナシオ・リベロが8分に先制点を挙げた。カルロス・ロトンディがバンクーバーのボールロストを突いてリベロに供給し、リベロはダイレクトでファーサイドの隅に決めた。その20分後、再び相手がボールを失った場面からロレンソ・ファラベリがリードを2点に広げ、ポストに当たるシュートを決めた。

37分には、ホワイトキャップスが素早いスローインに対応できず、ロトンディの低いクロスをアンヘル・セプルベダが方向を変えて3-0とした。その後、前半終了直前にマテウシュ・ボグシュがペナルティーエリア外から得点した。クルス・アスルは枠内シュート4本すべてを得点につなげて4点リードで前半を終え、バンクーバーの逆転の可能性はほとんどなくなった。

後半開始から5分後、セプルベダがホルヘ・サンチェスのクロスを頭で決め、この試合2点目を挙げた。このゴールで大会通算得点を9に伸ばし、得点王の栄誉を確定させた。USA Todayによると、バンクーバーは決勝でシュートを1本も記録しなかった。

この敗戦により、カナダのクラブとして初の大陸タイトル獲得を目指したホワイトキャップスの挑戦は終わった。バンクーバーはモンテレイとプーマス、さらに準決勝ではインテル・マイアミを破り、初のCONCACAF決勝に進出していたが、敗れたカナダ勢として3クラブ目となった。また、メジャーリーグサッカーの代表クラブが決勝戦でメキシコのクラブに敗れるのは3季連続となった。

バンクーバーのストライカー、ダニエル・リオスは、標高2,240メートルがチームに影響し、クルス・アスルが自分たちのミスを見逃さなかったと語った。イェスパー・セーレンセン監督は、好調な大会を戦った末の結果を打ちのめされるものだと表現する一方、格上の相手に対して必要なパフォーマンスを自チームが発揮できなかったことを認めた。

1月に就任したクルス・アスルのビセンテ・サンチェス監督にとって、就任から数カ月で国際タイトルをもたらす優勝となった。この結果により、クルス・アスルは2025年FIFAインターコンチネンタルカップと2029年クラブワールドカップへの出場権も獲得した。大差という結果は、ホームチームが序盤の圧力、鋭い決定力、ボール保持の支配を組み合わせ、終了の笛を待たずしてはるか前に勝負を決めた決勝の内容を反映していた。バンクーバーは勝ち上がりによって期待を高めていたが、度重なるボールロストを許したことで、クルス・アスルは地域的な支配を得点に結び付け、大陸大会の決勝としては異例なほど決定的な結果を残した。