# ヤニック・シナーがアレクサンダー・ズベレフを破り、全豪オープン連覇

開催日:2025-01-26

ヤニック・シナーがメルボルンでアレクサンダー・ズベレフを6-3、7-6(4)、6-3で破り、全豪オープン男子シングルスで2年連続優勝を果たした。これで自身3個目の四大大会タイトルとなった。

決勝はストレート勝ちだったが、第2セットでは一時、試合の流れが変わりかねない展開となった。第2シードのズベレフはシナーのサービスにプレッシャーをかけようと激しく攻め、勢いを奪う機会を得た。重要な場面は、第2セットでシナーが自身のサービスゲームを5-6、30-30と追い込まれた時に訪れた。シナーは驚異的な守備でポイントを奪い、その後、ネット際で正確なバックハンドのウイナーを決めた。そこから主導権を取り戻してタイブレークでセットを取り切り、第3セットも難なく制した。

この勝利には複数の意味がある。シナーは2024年に獲得したタイトルの防衛に成功し、四大大会のシングルスで3勝した初のイタリア人男子選手となった。ガーディアンの報道によると、最初に進出した四大大会決勝3試合をすべて制した史上8人目の男子選手にもなった。こうした記録は、23歳のシナーが、台頭してきた有力選手から実績ある四大大会王者へと、いかに急速に成長したかを物語っている。

ズベレフにとって、この敗北によって四大大会決勝での苦しい流れが続くことになった。ガーディアンは、ズベレフが最初に進出した四大大会決勝3試合すべてで敗れ、このレベルでの初タイトルをなお追い求めていると報じた。このため今回の試合は、最近の大一番で繰り返し見られるようになった対照を改めて浮き彫りにした。最大の局面で冷静さを保つシナーと、最後の壁を越えることに苦しむズベレフという対照だ。

試合そのものは明確なパターンで進んだ。シナーは長く激しいラリーを通じて序盤のプレーの多くを支配し、第1セットでは1度サービスをブレークした。第2セットではズベレフがレベルを上げてブレークポイントをしのいだが、重要な打ち合いではシナーの方が安定していた。ネットインがイタリア人選手に味方してタイブレークを僅差で制すると、その後は優位を押し広げた。

この決勝には、コート外での不確実性という別の側面もあった。ガーディアンは、シナーが進行中の反ドーピング訴訟に直面しており、スポーツ仲裁裁判所の審理が4月に予定されていると指摘した。この件はメルボルンでの試合結果とは別だが、今季の残りに影を落とし、全仏オープンへの出場に影響する可能性がある。

それでも、当面の話題はテニスだ。シナーのプレーは劇的というより効率的だったが、同時に、四大大会決勝で勝つことを日常的なものに見せる選手の風格に満ちていた。全豪オープンのタイトルは男子テニス界の頂点に立つシナーの地位を確かなものにし、彼のキャリアの一時代をすでに形作り始めている一連の試合を経て、メルボルンで2年連続の優勝をもたらした。