出来事の日付:2026-10-17
インドで若者が主導するコックローチ・ジャナタ党の創設者、アビジート・ディプケ氏が土曜日、ニューデリーで警察の拘束を解かれた。同国の選挙当局に対する抗議活動に関連した取り締まりで、警察官に拘束された翌日の釈放となった。
31歳のディプケ氏は金曜日、同運動がニューデリー中心部のコンノート・プレイスで呼びかけた集会へ向かう途中で拘束されていた。AFPの写真記者は土曜日の午後、同氏が警察署を出て記者らに手を振り、親指を立ててから車で立ち去る姿を目撃した。同党で法務を統括するラトナ・シン氏も、SNSで釈放を発表した。
拘束は、抗議活動の主催者と当局との対立が広がる中で起きた。コックローチ・ジャナタ党の活動家や野党勢力は、インドの首席選挙管理委員の辞任を求めている。彼らは、インド選挙管理委員会がナレンドラ・モディ首相の与党に有利になるよう有権者名簿を変更していると非難している。同国の選挙を管理する委員会は、不正を否定している。疑惑をめぐる主張は対立しており、元記事が依拠した報道は、それを事実と確定してはいない。
報道時点で、党の別の幹部2人は依然として拘束されていた。アシュトシュ・ランカ氏とサウラブ・ダス氏は10月14日、長年にわたり抗議活動の場となってきたジャンタル・マンタルに立ち入った後、逮捕された。警察は同所でのデモを禁じていた。釈放後、ディプケ氏は2人の写真を投稿し、彼らが自由になるのを待っていると述べた。
ディプケ氏は別のSNSでの声明で、インドへの帰国時に投獄されることを予想していたと述べ、自身の運動を国民の支持と同国の憲法に結び付けて説明した。その発言は、自らの短期間の拘束を、街頭抗議と世論の圧力を通じて選挙運営に異議を唱える運動全体の一部として位置付けるものだった。
有権者登録をめぐる争いは、移民と市民権をめぐって国内で意見が二分する議論とも重なっている。モディ氏率いるインド人民党の党員らは、バングラデシュから来た非正規滞在のイスラム教徒の移民が、不正に有権者名簿に登録されたと主張している。一方、批判者や人権団体は、政権が10年以上の在任期間を通じ、記者、市民団体、政敵に圧力をかけてきたと非難している。政府はこれらの非難を否定している。
ディプケ氏の釈放によって解決したのは、同氏自身の当面の拘束だけだ。抗議活動の場所をめぐる制限、他の党幹部の拘束、有権者名簿をめぐる意見の対立が終わったわけではない。デモ参加者、選挙当局、政府の相反する主張は引き続き政治的に慎重な扱いを要し、それぞれ別個の証拠が必要となる。ニューデリーからの報道で確認されている経過は、ディプケ氏が金曜日の集会へ向かう途中で拘束され、同僚2人がまだ拘束される中、翌日の午後に釈放されたというものだ。



